可変資本とは? わかりやすく解説

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かへん‐しほん【可変資本】

読み方:かへんしほん

投下され貨幣資本のうち、労働力転化された資本労働力生産過程においてそれ自身価値超える剰余価値創出するのでこういわれる


可変資本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 10:25 UTC 版)

可変資本(かへんしほん、variable capital, variables Kapital)は、マルクス経済学において労働力購買にあてられた資本を指す概念。

労働力商品はその生産過程において購入費用である「労賃」の等価分とそれを超えた部分の剰余価値を生み出す。

その購入にあてられる資本であることからこの名がある。

これにたいして生産手段の購入にあてられる資本の場合は価値移転がおこなわれるだけで価値量はふえないので不変資本と呼ばれる。

一般に、variable capitalの頭文字をとって「V」と表記される。

可変資本をv、不変資本をc、剰余価値をmとすれば、商品の価値は、c+v+mとなる[1]

脚注

注釈

出典

参考文献

カール・マルクス『資本論』第1部第6章「不変資本と可変資本」

関連項目


可変資本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 18:30 UTC 版)

資本」の記事における「可変資本」の解説

労働力購入するための資本である。

※この「可変資本」の解説は、「資本」の解説の一部です。
「可変資本」を含む「資本」の記事については、「資本」の概要を参照ください。

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