費用価格と利潤の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/24 14:58 UTC 版)
費用価格 k とは、商品を生産するため、資本家が投資する前貸し資本を指す。前貸し資本は、生産手段の購入に充てられるc(不変資本)と、労働力の購入に充てられるv(可変資本)に分かれる。したがって、費用価格 k = c(不変資本)+ v(可変資本)である。剰余価値mは費用価格の超過である利潤pに転化し、商品の価値Wは生産物価値(C + V + M )から費用価格と利潤(k(費用価格)+ P(利潤))という価値へ変化する。
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