古典的非弁提携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 15:14 UTC 版)
昭和の時代から、事件屋・整理屋と結託する非弁提携弁護士が問題となってきた。 「先生は座っているだけで月●万円です」などと述べて名義貸しを勧誘し、実際の法律事務は事務職員名目で送り込んだ非弁業者が処理するのが最も古典的な手口である。古典的な事件屋は手荒なことが多く、一旦取り込まれてしまうと、事務所の経理を掌握されてしまい、弁護士は依頼者の預り金の処理も含め事務所の資金繰りが一切分からなくなるなど、事務所の経営権を事実上喪失することになる。さらには、結局約束された名義貸し料も支払われず、非弁提携弁護士は債務だけを負い、懲戒処分や刑事罰を受ける末路を辿ることが多い。
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