受粉の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:58 UTC 版)
カタクリは両性花で自家不和合性であり、自家受粉による種子の形成はほとんど行われない。花被片、雄蕊、雌蕊は紫外線をよく吸収し、ハチ目などの昆虫の視覚器官が感受しやすく、花へ誘発するシグナルとなっている。ハナバチの仲間のクマバチ、コマルハナバチ、マルハナバチ、ギフチョウ、ヒメギフチョウ、スジグロシロチョウなどが吸蜜に訪れ送粉者(ポロネーター)として受粉を行っている。クマバチとマルハナバチが最もカタクリの受粉に貢献している。
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