セミパラチンスク核実験場
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セミパラチンスク核実験場(Семипалатинский ядерный полигон)は、旧ソビエト連邦のかつての主要な核実験場である。カザフ共和国(現・カザフスタン)の北東部、セメイの西方150キロメートルの草原地帯にあり、面積は約1万8000平方キロメートル(日本の四国の面積にほぼ等しい)。
- ^ a b Togzhan Kassenova (2009年9月28日). “The lasting toll of Semipalatinsk's nuclear testing”. Bulletin of the Atomic Scientists. 2011年12月11日閲覧。
- ^ a b c 『毎日新聞』夕刊2022年11月4日6面掲載の共同通信記事(2022年11月15日閲覧)「カザフスタン北東部 旧ソ連核実験場 続く健康被害:鳴り響く線量計/子や孫の世代も」
- ^ NHKスペシャル『核は大地に刻まれていた~“死の灰”消えぬ脅威~』(2009年8月6日放送)
- ^ Brummell, Paul (2008). Kazakhstan. Bradt. p. 241. ISBN 9781841622347
- ^ Taylor, Jerome (2009年9月10日). “The world's worst radiation hotspot”. The Independent (London) 2011年7月21日閲覧。
- ^ The Soviet Nuclear Weapons Program
- ^ a b Kazakhstan - Audiovisual documents of the International antinuclear movement “Nevada-Semipalatinsk”
- 1 セミパラチンスク核実験場とは
- 2 セミパラチンスク核実験場の概要
- 3 歴史
- 4 原子の湖
- 5 参考文献
原子の湖
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「セミパラチンスク核実験場」の記事における「原子の湖」の解説
「チャガン湖」も参照 セミパラチンスク核実験場の近辺には、チャガン湖(Lake Chagan)という名称の人造湖が存在する。この人造湖は、旧ソビエト連邦が1965年に行った地下核実験(チャガン核実験)によって誕生した。核爆発によって大地を吹き飛ばして作った湖であるため、湖の周囲はカルデラ湖のような外輪山が存在する。また、湖とその付近は放射能汚染が激しく、2006年現在においても高線量の放射線が観測されている。 その成因および放射能汚染度の高さから、「原子の湖」(Atomic Lake)という別名がある。
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