原カナン文字碑文と音素文字の発展
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 15:04 UTC 版)
「音素文字の歴史」の記事における「原カナン文字碑文と音素文字の発展」の解説
原カナン文字のまとまった碑文がふたつ、エジプト南部にある王妃の谷の北方のワディ・エル・ホルで発見されている。これらの碑文に含まれる多くの字の形はエジプトの文字の形に非常に近いかまたはそっくりで、初期の子音文字体系とエジプトの表記体系とのつながりにさらなる確証を与えるものである。Gordon J. Hamiltonによれば、これらの碑文は、音素文字発祥の地がまさにエジプトであるということを示す傍証にもなるという。
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