危絵とは? わかりやすく解説

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危絵

読み方:あぶなえ

  1. 前条「あぶな」(※「あぶな」)参照
  2. 肉感的な絵、女の半裸体などの絵。
  3. 右様構図描け版画指していふ。
  4. 女の下肢あらわになっているとか、その他卑わいな構図描いた版画をいう。又春画のことをいう。
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あぶな絵

(危絵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/14 13:32 UTC 版)

あぶな絵
美術のジャンル
上位クラス美人画浮世絵 
ハッシュタグabunae 

あぶな絵(あぶなえ)とは江戸時代に描かれた浮世絵の様式のひとつ。女性の下肢などが露わになった「危ない」様子を描いた作品のことを指す[1]。古くは享保の時代に遡るとも、それ以前から既に存在していたとも言われる[2]

代表的な作品

  • 鳥居清満 「風呂」 紅摺絵 東京国立博物館所蔵
  • 奥村政信 「湯上がり美人と鶏」 東京国立博物館所蔵
  • 渓斎英泉 「大磯駅」 大判

脚注・出典

  1. ^ 佐藤紅霞『Vocabularia erotica et amoris』弘文社、1928年、5頁。NDLJP:1109774 
  2. ^ 佐藤紅霞『日本性的風俗辞典』文芸資料研究会、1929年、14頁。NDLJP:1138155 

参考文献

関連項目



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