博学鴻詞科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:00 UTC 版)
康熙帝の勅令により、優れた学者や文人など在野の才人を推挙するために臨時で設けられた制度。合格すると翰林院に登用された。 洪邁・全祖望・王応麟などの儒学者、王昌齢などの詩人が登用されている。呂祖謙のように進士と博学鴻詞科に同時合格した者もいる。 推薦制であるため断ることも可能であり、文選に最も詳しいとされた呉敬梓は安徽巡撫に推挙されたが断っている。
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