南および西スラヴ語群の分立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 22:13 UTC 版)
「スラヴ語派」の記事における「南および西スラヴ語群の分立」の解説
スラヴ民族のバルカン半島への進出によってスラヴ語派は分布域を大きく拡げたが、ギリシャ語、アルバニア語などのもともと存在した言語も引き続き存続した。9世紀にパンノニアへマジャール人が進出したことで、南と西のスラヴ民族のあいだにくさびが打ち込まれた格好となった。さらにフランク人の進入によって、モラヴィアのスラヴ人はスティリア、カリンシア、東チロルおよびスロヴェニアのスラヴ人と隔離され、南・西の地理的分離は決定的なものとなった。
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