卓社大山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 卓社大山の意味・解説 

卓社大山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/21 04:28 UTC 版)

卓社大山
槌仔寮山から望む卓社大山(中央奥)
標高 3,368 m
所在地 台湾
南投県仁愛郷
位置 北緯23度50分04秒 東経121度06分57秒 / 北緯23.83444度 東経121.11583度 / 23.83444; 121.11583座標: 北緯23度50分04秒 東経121度06分57秒 / 北緯23.83444度 東経121.11583度 / 23.83444; 121.11583
プロジェクト 山
テンプレートを表示

卓社大山(たくしゃだいさん)は、台湾南投県仁愛郷に位置する標高3,368mの山。

概要

  • 南投県仁愛郷の法治村と地利村の最高峰であり、台湾百岳中国語版では40位であった。
  • 北東側に伸びる稜線は干卓萬山三叉峰で東西に分かれ、東は干卓萬山、西は牧山と火山が位置している。
  • 山体が大きく、山腹が急峻なことからこの名が付いた[1]

神話

  • 大洪水神話太古の昔に大蛇が暴れて濁水渓をふさいで氾濫し、全土が水浸しになったが、玉山東郡大山、卓社大山の3山だけが、沈まずに最後の避難場所になったという[2]
  • 太陽征伐太古の昔、太陽は2つ存在し、地上の生物は暑さに苦しんでいた。勇者は子供を連れて、太陽を征伐するために卓社大山から旅に出た。長い道のりの末、世界の果てである東郡大山(大石公山という説もある)にたどり着き、弓を引いて矢を放った。すると太陽の一つが矢に射抜かれ、月に変わった。帰還した際には勇者はすでに亡くなっており、子供たちは老人になってしまったという[2]

脚注

  1. ^ 連鋒宗 (2007). “卓社大山”. 臺灣百岳全集:中央山脈北段. 上河文化. ISBN 978-986-7342-23-2. オリジナルの2021-05-13時点におけるアーカイブ。. https://www.sunriver.com.tw/blog/卓社大山/ 2022年5月23日閲覧。 
  2. ^ a b -{鹿野忠雄}- (2000年2月). “卓社大山之行”. 山と雲と蕃人と (漢譯初版 ed.). 台北: 玉山社. pp. 255-257. ISBN 957-8246-33-1 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  卓社大山のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「卓社大山」の関連用語

1
10% |||||

2
10% |||||

3
10% |||||

4
10% |||||

5
10% |||||

6
10% |||||

7
10% |||||

8
10% |||||

卓社大山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



卓社大山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの卓社大山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS