医療器具としての開口具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/15 07:01 UTC 版)
アングルワイダー、マウスワイダーと呼ばれ、歯科治療や咽喉部の治療に用いられる。あまり目にすることは少ない。簡易な合成樹脂製のアングルワイダーは薬局等でも取り扱っている。アングルワイダーは口を左右に広げるものであり、ちょうど子どもが口の端を両手で広げた顔(いわゆる「イーッ」の状態)のようになる。これは口内炎の治療や虫歯の確認、歯磨きの補助などに用いる、唇を広げるものである。マウスワイダーは口そのものを広げるために金属製のものが多く構造もしっかりしている。こちらはかつて手術などに用いられたが、現在では樹脂製の使い捨てタイプに移行している。
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