剥製を巡る紛争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/29 00:42 UTC 版)
フォーナランドで展示された剥製は、大分市が九四ハクセイという企業から借り受けたものであった。1973年(昭和48年)1月に九四ハクセイはフォーナランドの剥製を担保に肥後相互銀行から4億円の融資を受けたが、その際、大分市は肥後相互銀行に対して九四ハクセイが債務を履行しなかった場合は、剥製を債務額(4億円)以上で買い取るという確約書を提出した。しかし、その後、九四ハクセイは倒産。1977年(昭和52年)2月には、肥後相互銀行が大分地裁に、大分市に対して確約書にもとづき剥製の買い取りを求める訴訟を提起した。
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