制度論的ミクロ・マクロ・ループ
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植村博恭・磯谷明徳・海老塚明『社会経済システムの制度分析』(名古屋大学出版会、初版1998、新版2007)、磯谷明徳『制度経済学のフロンティア―理論・応用・政策』(ミネルヴァ書房、2004)などで展開されたミクロ・マクロ・ループ論。『社会経済システムの制度分析』初版の制度論的ミクロ・マクロ・ループに対しては、塩沢由典の批判がある。これは制度をいかに考えるか(捉えるか)をめぐる争点であり、磯谷明徳(2004)および植村・磯谷・海老塚では、部分的に塩沢の批判を受けていれている。 江口友朗は、開発途上国の経済発展における制度の役割に注目して、制度論的ミクロ・マクロ・ループの意義を論じている。
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