ミクロ・メゾ・マクロ・ループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 01:01 UTC 版)
「ミクロ・マクロ・ループ」の記事における「ミクロ・メゾ・マクロ・ループ」の解説
西部忠は、塩沢由典のミクロ・マクロ・ループ論、磯谷明徳・植村博恭らの「制度論的」ミクロ・マクロ・ループ論と差別化するために「ミクロ・マクロ・ループ」という概念を提唱している。西部は、制度をミクロ・マクロ・ループの観点から考察するとき、制度がミクロともマクロとも取れることを理由に「メゾ・レベル」を導入することを強調するが、塩沢はミクロ・マクロ・ループの中間段階に制度をおくことの問題点を当初から指摘している。西部のミクロ・メゾ・マクロ・ループ論は、従来からの制度論と大差ないものになっており、塩沢のミクロ・マクロ・ループ論がもっていたダイナミックスを欠くものとなっている[要出典]。
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