冷却器
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 08:50 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動実験室において、冷却器(れいきゃくき、condenser)とは、蒸気や液体を冷やす実験器具・装置である。種類によっては 冷却管(れいきゃくかん)、還流管(かんりゅうかん)とも呼ばれる。通常、冷却管は太いガラス管の中に細いガラス管が入っている構造を持ち、どちらかに蒸気が、もう一方に冷却水が流される。蒸留や還流の操作に用いられる。
実験器具の場合、蒸気や液体が進入していく入口の方は、通常すり合わせで別のガラス管と密着させる。逆に排出される出口側は密着させないか、通気口をつける。また、空気中の湿気が入らないようにしたいときは塩化カルシウム管を設置する。もし、出口の方まですり合わせやゴム栓で密閉してしまうと内部の気圧の上昇により器具の破損につながる。
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関連項目
冷却管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:14 UTC 版)
胴には数多くの冷却管が貫通しており、冷却管内部に冷却水を通過させて胴内の蒸気を冷却し、凝縮させる。火力発電所では通常はアルミニウムか黄銅が用いられるが、特に腐食し易い部位にはチタンが用いられる場合がある。なお、直接接触復水器は冷却管の代わりに冷却水を胴内に散布するノズルが数多く設けられ、冷却水と蒸気とを混合するもので、地熱発電プラントに用いられる。
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