内藤家歴代当主肖像画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 16:51 UTC 版)
「内藤家歴代当主肖像画」は、村上城主内藤家の家祖信成から第10代当主信敦までの歴代当主を描いた10枚の肖像画。内藤家を祀る新潟県村上市の藤基神社の御神宝として秘匿されてきたが、その重要性から、令和2年7月に初めて一般公開された。絵画として優品で、かつ10点もの肖像画が長期間にわたり離散せず現存している例は非常に珍しものとして、村上市文化財に指定された。 歴代肖像画のうち8代~10代の3枚は過去に絵が剥がされたと伝えられ、白紙の状態で保管されていたが、8代、9代の2枚の白紙を剥がしたところ、下から新たな肖像画が発見され大きな話題となった。令和2年に残るすべてについて東京文化財研究所が光学調査を実施したところ、10代の白紙の下と7代の絵の下にもさらに肖像画が隠されていることが判明した。
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