内因性交感神経刺激作用(ISA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 05:42 UTC 版)
「交感神経β受容体遮断薬」の記事における「内因性交感神経刺激作用(ISA)」の解説
β遮断薬の中には単に受容体を遮断するのみではなく、β受容体を刺激する作用も有するものが存在する。これらの作用は矛盾するようであるが、ISA(+)の薬物がβ受容体を刺激するか遮断するかは状況により異なる。つまり、内因性カテコールアミンやアドレナリンβ刺激薬の存在下においてこれらの薬物はβ遮断薬として働くが、非存在下においてはむしろ受容体を刺激する。部分作動薬と考えると非常にわかりやすい。
※この「内因性交感神経刺激作用(ISA)」の解説は、「交感神経β受容体遮断薬」の解説の一部です。
「内因性交感神経刺激作用(ISA)」を含む「交感神経β受容体遮断薬」の記事については、「交感神経β受容体遮断薬」の概要を参照ください。
- 内因性交感神経刺激作用のページへのリンク