内分泌作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 05:12 UTC 版)
「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」の記事における「内分泌作用」の解説
バソプレッシンは、脳下垂体後葉から分泌されるペプチドホルモンである。バソプレッシンは血管を収縮させて血圧を上昇させる作用のほかに、腎臓での水再吸収を促進させることにより尿量を減少させる作用を持つ。バソプレッシンはこの二つの作用により循環血液量と血圧の維持を行っている。後者の作用のため、「バソプレッシンは「抗利尿ホルモン(英:Antidiuretic hormone:ADH)」とも言われる。ADHの分泌は血漿浸透圧の上昇(すなわち、水分の減少=循環血液量の減少)および血圧の低下により促進され、その逆では抑制される。
※この「内分泌作用」の解説は、「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」の解説の一部です。
「内分泌作用」を含む「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」の記事については、「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」の概要を参照ください。
- 内分泌作用のページへのリンク