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兵藤隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 04:13 UTC 版)

兵藤 隆
人物情報
生誕 1965年11月
日本
国籍 日本
出身校 山口大学経済学部経営学科卒業
神戸大学経済学研究科単位取得満期退学
同大学同研究科金融論博士課程
学問
研究分野 経済学
金融論
財政学
研究機関 山口大学
学位 修士経済学)
学会 日本経済学会
日本金融学会
生活経済学会
中四国商経学会
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兵藤 隆(ひょうどう たかし、1965年11月 - )は、日本の経済学[1]。専門は金融論。学位は修士経済学)。山口大学経済学部大学院教授。金融論の研究者。地域金融のシステムの在り方を中心に、新しいマクロ経済モデルを追求・研究。日本金融学会(JSME)理事[2]生活経済学会理事。元山口大学教育機構アドミッションセンター長。

略歴

1989年、山口大学経済学部経営学科卒業。1994年、神戸大学経済学研究科単位取得満期退学。金融論、博士課程。同年、山口大学経済学部講師、1996年に同大学助教授、2004年に同大学教授を経て、2010年、同大学院経済学研究科教授に就任[3]日本金融学会元委員。2011年7月〜2013年3月、大学教育機構アドミッションセンター長に就く。山口大学教育研究評議委員会評議員、生活経済学会理事、日本金融学会理事である[2]

人物

金融学に興味を持ったきっかけとして、小学生の頃の第1次オイルショックや、中学生の頃の第2次オイルショック、その後のバブルの時代からデフレへの経済の移り変わりを体験し、経済状況の変化と国民の生活への波及との関係に着目。「変化する経済に対応していく社会を構築する」という視点で研究に取り組むようになった[4]

活動

  • 2003年 第384回神戸大学金融研究会にて、「マクロ経済分析の新機軸:ローマーモデル」を発表[5]
  • 2005年 生活経済学会第21回研究大会プログラムにて、「金融機能強化プログラムと地域金融再編」を発表。
  • 2016年1月、山口県立防府高等学校にて、『お金の話』と題して普通科2年生を対象に大学出前講義を行っている[6]

業績・研究

著書・論文

  • 「保険事業のイノベーション」(慶應義塾大学出版会、2008年)
  • 「金融機能強化プログラムと地域金融再編」(山口経済誌、第53巻、2004年)
  • 「電子マネーをとりまく諸問題」(公庫団信レポート、2004年)
  • 『現代金融論』(有斐閣、2004年)
  • 「マクロ経済学の新機軸:ローマーモデル」(山口経済学誌、第51巻、2003年)[7]
  • 『現代経済学のコア 金融』(勁草書房、2002年)
  • 『金融論入門』(中央経済社、2002年)

脚注

  1. ^ 山口大学研究者総覧 兵藤隆
  2. ^ a b 兵藤隆 国立大学法人山口大学 | Eight プロフィール
  3. ^ 兵藤 隆 - 研究者 - researchmap
  4. ^ 兵藤隆 夢ナビ
  5. ^ 神戸大学経済経営研究所 - 神戸大学金融研究会(2003年度)
  6. ^ 山口県立防府高等学校 大学出前講義
  7. ^ マクロ経済学の新機軸 : ローマーモデル Departures of Standard Macroeconomics : D. Romer Mode 山口經濟學雜誌 51(5) 643-663,2003-07-31 山口大学 NII論文(NAID) 110004823280 著者:兵藤隆



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