共鳴室とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 共鳴室の意味・解説 

エコー・チェンバー

(共鳴室 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 03:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

エコー・チェンバー英語: echo chamber)は、音楽の録音をおこなうための残響室エコー・ルーム英語: echo room)とも呼ばれ、反響音などの録音に用いられてきたが、機材の発達によって、同様の効果はデジタル機材などでも得られるようになってきている[1][2]

日本語では、「反響室」と訳されることがある[3][4]

概要

物理的空間としてのエコー・チェンバーは、音響実験室としての残響室と同様に、音を反射する硬いコンクリートやタイルなどで内装を処理した部屋[5]それぞれに個性があり、たくさんのエコー・チェンバーを擁する録音スタジオにおいては、エンジニアが個々のエコー・チェンバーの個性によって使い分けをすることもある[6]

エコー・チェンバーは、1930年代から設置されるようになり、1970年代までは盛んに使用されていた[2]

ロサンゼルスのキャピトル・スタジオやRCAスタジオには、それぞれ8室のエコー・チェンバーが設けられている[6]

脚注

  1. ^ @niftyミュージック (2012年11月14日). “アビー・ロード・スタジオ、一般公開へ”. リアルライブ. 2017年6月23日閲覧。
  2. ^ a b Alary, Benoit (2017年2月22日). “没入感を出すための、従来のリバーブメソッドの可能性”. Audiokinetic. 2017年6月23日閲覧。
  3. ^ 反響室 - Weblio/ JST科学技術用語日英対訳辞書
  4. ^ 白石知雄 (2017年5月29日). “仕事の日記 無音室と反響室”. 白石知雄. 2017年6月28日閲覧。
  5. ^ 世界大百科事典『エコールーム』 - コトバンク
  6. ^ a b 石川照樹. “アル・シュミット レコーディングセミナー”. 日本音楽スタジオ協会. 2017年6月23日閲覧。

「共鳴室」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「共鳴室」の関連用語

共鳴室のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共鳴室のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエコー・チェンバー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS