共通拡張可能型極低温エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:22 UTC 版)
「RL-10」の記事における「共通拡張可能型極低温エンジン」の解説
共通拡張可能型極低温エンジンCommon Extensible Cryogenic Engine(CECE)はRL10エンジンの出力制御を向上させる為に開発された試験機である。NASAはプラット&ホイットニーとCECE実証エンジンの開発に契約した。2007年、(出力が変動するが)1/11まで出力を調整できる操作性が実演された。2009年、NASAはこの種のエンジンでは記録となる104%から8%までの調整に成功したと報告した。出力の変動は噴射器と推進剤の温度、流量、圧力の制御による推進剤供給システムの改良により解消された。
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