共変性と反変性 (計算機科学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 09:07 UTC 版)
(コンピュータプログラミングの型システムでの)共変性と反変性(きょうへんせいとはんぺんせい、covariance and contravariance)とは、データコンテナのサブタイプ関係が、そのデータ要素のサブタイプ関係に連動して定義されるという概念を指す。また、関数の型のサブタイプ関係での、引数型と返り値型の汎化特化の制約を定義する概念でもある。ジェネリックなデータ構造、関数の型、クラスのメソッド、ジェネリックなクラス、ジェネリック関数などに適用されている。
- ^ Reynolds, John C. (1981). The Essence of Algol. Symposium on Algorithmic Languages. North-Holland.
- ^ a b Cardelli, Luca (1984). A semantics of multiple inheritance (PDF). Semantics of Data Types (International Symposium Sophia-Antipolis, France, June 27–29, 1984). Lecture Notes in Computer Science. Vol. 173. Springer. pp. 51–67. doi:10.1007/3-540-13346-1_2. ISBN 3-540-13346-1。
Longer version: - ^ Castagna 1995, p. 433.
- 1 共変性と反変性 (計算機科学)とは
- 2 共変性と反変性 (計算機科学)の概要
- 3 総称化データ構造の事例
- 4 関数の型の事例
- 5 クラスの継承の事例
- 6 関連項目
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