公園整備の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 20:21 UTC 版)
かつて、中海にはコハクチョウの塒(ねぐら)がいくつかあったが、干拓によって塒となる浅瀬が次々埋め立てられ、失われていった。そして、米子市の中海干拓事業彦名工区の干拓地にできた池が、コハクチョウにとって残された唯一の塒となった。そのため、この池をコハクチョウの塒として保護することを求める市民運動が地元市民から起こった。そこで米子市は、この野鳥の生息地を保護するとともに、市民が自然と触れ合う公園として整備し、1995年(平成7年)10月22日に米子水鳥公園として開設した。面積は28.8ha。 なお、中海は1974年(昭和49年)11月1日に国指定中海鳥獣保護区に指定され、2005年(平成17年)11月8日にはラムサール条約登録湿地となっている。
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