八助とは? わかりやすく解説

八助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/23 07:17 UTC 版)

八助(はちすけ、生没年不詳)は、江戸時代前期の人物。赤穂藩家老大石良雄に仕えた下男。

大石良雄が吉良邸討ち入りのため、赤穂尾崎村を立ち去る際に長年大石家に仕えた八助が良雄のもとを訪れた。八助は「お別れの記念に何かをいただきたく」と乞うたため、良雄が金子を包んで渡すと、八助は怒り「お金ではなく、どうか身につけた記念の品を」と再度乞うた。良雄はわびて絵筆をとって若き頃の自分と八助の主従の様子を絵に描いた。八助はこれに感激して末永く大事にし、家宝として子孫に伝えたという。この逸話は『近世畸人伝』はじめ数種にある主従の美談である。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「八助」の関連用語

八助のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



八助のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの八助 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS