光孝海山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 光孝海山の意味・解説 

光孝海山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 01:14 UTC 版)

光孝海山
北太平洋海底の地形図。最上部に光孝海山を含む天皇海山群がある。
頂上深度 約301 m (988 ft)
所在地
所在地 北太平洋、カムチャツカ半島
座標 北緯35度15分 東経171度35分 / 北緯35.250度 東経171.583度 / 35.250; 171.583座標: 北緯35度15分 東経171度35分 / 北緯35.250度 東経171.583度 / 35.250; 171.583
地質
種別 平頂海山
火山/ 天皇海山群
形成時期 4,800万年前
テンプレートを表示

光孝海山(こうこうかいざん)とは、北太平洋天皇海山群に位置する海山。約4,800万年前に形成されたとされ、その頂上は海面下約301メートルである。

概要

この海山は1972年に、トーマス・デイビスが光孝天皇の名前を取って命名された。形状としては細長い平頂海山であり、深海平原からは5,000m程の高さがある。

この海山の調査は国際深海掘削計画によって行われた。この調査において、北西部から枕状溶岩が採掘され、4,000万年前に形成されたものが発見されている。溶岩に限らなければ5,260万年前の岩も発見されている。また、頂上は炭酸カルシウム泥岩等で構成されている。また、始新世初期の頃のと考えられる微化石も発見された。

また、この場所における太平洋プレートの深さは9キロメートル程度と推測されている。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「光孝海山」の関連用語

光孝海山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



光孝海山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの光孝海山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS