光孝寺 (広州市)とは? わかりやすく解説

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光孝寺 (広州市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 05:07 UTC 版)

座標: 北緯23度04分29秒 東経113度09分08秒 / 北緯23.07462度 東経113.15227度 / 23.07462; 113.15227

光孝寺
光孝寺大門
各種表記
繁体字 光孝寺
簡体字 光孝寺
拼音 Guāngxiào Sì
発音: クアンシヤオシー
日本語読み: こうこうじ
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光孝寺(こうこうじ)は、正式には報恩光孝寺ともいい、中華人民共和国広東省広州市越秀区光孝路にある仏教寺院である。4世紀に開かれた広州最古の寺院で広州四大禅林に数えられる。


歴史

もとは南越趙建徳の邸宅跡であった。三国のときに虞翻が配流されてここで講学し、虞苑または訶林と呼ばれた。東晋の隆安年間に仏僧の罽賓三蔵が王園寺として開いた。南朝宋永初年間に求那羅跋陀三蔵が戒壇を設けた。天監元年(502年)には智役三蔵が菩提樹を植えている。貞観年間に乾明法性寺と改められた。儀鳳元年(677年)、六祖慧能がここで剃髪出家した。宋の太祖が寺名を崇寧万寿寺に改め、さらに高宗が紹興年間に報恩光孝寺に変え、その後光孝寺と称する様になる。宋代には多くの高名な禅僧が住持を務めた名藍であった。大雄宝殿、六祖殿、伽藍殿、天王殿、瘞髪塔、東鉄塔、西鉄塔、東塔殿、風幡堂ならびに洗鉢泉が全国文物重点保護単位に指定されている。

参考文献

  • 禅学大辞典編纂所 編 『新版 禅学大辞典』p.309 1985年



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