光ケーブル用とは? わかりやすく解説

光ケーブル用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 16:16 UTC 版)

端子函」の記事における「光ケーブル用」の解説

光ファイバーの端子函は光クロージャと呼ぶ。FTTHにおけるPON場合配線点用の光クロージャ中にはスプリッタがあり、直接加入者宅へ引き込まれる引込線分配点に向かう少心光ケーブル接続されるNTT東西架空端子函AOクロージャ呼ばれるいずれも電信柱付近に設置されているのが多い。かつては白色多かったが、現在設置されているのは黒色である。クロージャにも複数種類存在し幹線ケーブル同士接続用や加入者宅の光引込線接続する配線クロージャがある。内部トレイ呼ばれる光ファイバ心線や光スプリッタ収納できるケース入っており、融着接続コネクタ接続・メカニカルスプライス接続による接続点の収納ができる。 AOクロージャNTT東西き線点用 : 地下配管から架空接続されるき線点に設置されている。地下ケーブル架空ケーブルとの接続分岐が可能。 接続点用 : 幹線ケーブル同士接続又は分岐するために設置されている。 配線点用 : クロージャ中に外光スプリッタ設置が可能であり、加入者宅の光引込線分配点に向かう少心光ケーブルとの接続が可能。所外光スプリッタは4分岐又は8分岐スプリッタ収容可能。 分配点用 : 配線点から、さらに少心のケーブル等で分配する場合使用し加入者宅の光引込線との接続が可能。 AOT-Sクロージャ・AOT-MクロージャNTT東西架空区間分配点に設置される配線点からの少心光ケーブル加入者宅の光引込線接続される。8心光ケーブル分配用いられるのがAOT-Sクロージャ2440光ケーブル分配用いられるのがAOT-Mクロージャである。 AOW-SクロージャNTT東西)非都市地域における架空区間配線点に設置される。 AOT-D2クロージャ・AOC-DクロージャNTT東西)非都市地域における架空区間配線下部分配点・接続点に設置される分配点に設置されるのがAOT-D2クロージャ接続点に設置されるのがAOC-DクロージャTNクロージャNTT東西地下区間き線点・接続点に設置される。 UOW-Sクロージャ・UOW-PクロージャNTT東西地下区間配線点に設置されるマンホール電線共同溝大型接続など横向き設置向けに用いられるのがUOW-Sクロージャハンドホール電線共同溝小型接続など縦向き設置向けに用いられるのがUOW-Pクロージャである。 UOT-PクロージャNTT東西地下区間分配点に設置されるハンドホール電線共同溝小型接続使われることが想定されており、縦向き設置である。

※この「光ケーブル用」の解説は、「端子函」の解説の一部です。
「光ケーブル用」を含む「端子函」の記事については、「端子函」の概要を参照ください。

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