元・会・運・世の説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 03:53 UTC 版)
元・会・運・世は儒学における世界(時間)のサイクルで、「1元(12万9600年)経つと天地の寿が終わり、再び1元が始まる」とするもの。1元は12会で、1会は1万800年(30運)。1運は360年(12世)で、1世は30年。11会の時期に「万物(人)皆絶える(絶滅する)」とされる。この説では万物=人が生まれたのは3会の時期(天が始まってから3万2400年の前後)である。11世紀で7会に当たり、4会経ったら人が絶滅し、5会経つと天地が終わるということになる。この世界観では何度も終末を繰り返しているということになるが、同時に終わりでもない。
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