保留名について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 22:42 UTC 版)
シソ科は大きく重要な科であるため、その特徴として花冠の形が唇状であることから、新エングラー体系までは学名としてLabiataeが用いられ、昭和中期までその訳語として唇形科(しんけいか)または「くちびるばな科」がもちいられていた。APG植物分類体系では、すべての植物の科名が、典型属に由来するものに改められ、シソ科もオドリコソウ属Lamiumに由来するLamiaceaeに改められた。 しかし長年使われてきたLabiataeを廃止すると混乱が起きるため、保留名として旧名が認められており、最新の書籍でも保留名と新名が併記されていることが多い。
※この「保留名について」の解説は、「シソ科」の解説の一部です。
「保留名について」を含む「シソ科」の記事については、「シソ科」の概要を参照ください。
- 保留名についてのページへのリンク