佐世保川とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 河川・湖沼名 > 佐世保川の意味・解説 

佐世保川

読み方:サセボガワ(sasebogawa)

所在 長崎県

水系 佐世保川水系

等級 2級


佐世保川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/30 17:26 UTC 版)

佐世保川
アルバカーキ橋での灯籠流し
水系 二級水系 佐世保川
種別 二級河川
延長 5.2 km
平均流量 -- m3/s
流域面積 14.7 km2
水源 烏帽子岳北側斜面
水源の標高 568 m
河口・合流先 佐世保港(佐世保湾)
流域 日本
長崎県佐世保市

テンプレートを表示

佐世保川(させぼがわ)は、佐世保市中心部を北から南へ縦断し、佐世保港佐世保湾)に注ぐ二級河川である。流域の全てが長崎県佐世保市に属する。

流域

佐世保市街地の北東にある標高568mの烏帽子岳北側斜面を水源とする。川は国見山系南部の溶岩台地に深い谷を刻んで北西へ流れ下る。2本の源流が合流する標高150m地点には明治41年(1908年)に山の田水源池が作られた。

山の田水源池を過ぎると南に転じ、春日町の南部から佐世保市の中心部へ流れ込む。佐世保を取り巻く山から支流の折橋川・福田川・名切川が合流する。川の左岸には佐世保市役所三ヶ町四ヶ町商店街などの商工業用地があり、右岸は佐世保市立総合病院・佐世保公園・ニミッツパーク・海上自衛隊佐世保基地などがある。川は市街地を抜けて佐世保港へ注ぐ。

下流域は川に沿って遊歩道がある。また、1月上旬の出初め式お盆精霊流し・万灯籠流しも行われる。

関連施設

山の田水源池
堤高24.5m・堤頂長310m・流域面積4.5km2・有効貯水量55.1万tのアースダムである。明治19年(1886年)に大日本帝国海軍佐世保鎮守府が置かれることが決定し、流域の発展が始まった。海軍の飲料水確保を目的として山の田水源池の造成が進められ、明治41年(1908年)に完成した。1日に8,000tを取水している。また、周囲にはサクラも植えられている。
新田開発
下流域では平戸藩の奨励により江戸期に新田開発が進められた。天明元年(1781年)の浜田・古新田は現在の浜田町、寛政元年(1789年)の塩浜・破新田は現在の山県町・白南風町付近に該当する。

関連道路

橋梁

上流より主なものを記載
梅田橋 - 宮田橋 - 城山橋 - 高砂橋 - 天満橋 - 相生橋 - 佐世保橋(旧海軍橋) - アルバカーキ橋(歩行者専用) - 平瀬橋(SSKバイパス)

相生橋から北西方向を見る。川の左は比良町(教会は佐世保比良町教会)、右は天満町。右側の柳は2019年7月以降に伐採されている。

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐世保川」の関連用語

佐世保川のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐世保川のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐世保川 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS