代表待ち
別表記:代表者待ち、代表者並び
「代表待ち」とは、飲食店などに並ぶ順番待ちの行列において、複数名からなるグループが代表者だけを並ばせておく行為のことである。ある種の迷惑行為として問題視される場合がある。トラブルの元になる場合もある。
代表待ちは、行列における場所取りのようなものである。代表者を列に並ばせておいて、その順番が近づいて来たらグループの他の者も代表者のもとに合流すればよい、順番が来るまでは列の外で自由に行動しておればよい、といった理屈で行われる。
代表待ちの代表者のもとに他の者が合流することは、その後ろに並んでいる他の客にとっては、不当で理不尽な割り込み行為と映りやすい。順番は実質的に後ろにズレることになる。場合によっては、その「割り込み」がなければ入手できるはずだった数量限定の品が入手できなくなる場合も考えられる。
代表待ちは、売り切れ御免の人気飲食店や、小売店における限定品の発売待ち、人気レジャースポットの入園待ちの行列などで問題視されやすい。ファミレスのように、店に順番待ち用の記名台があり、人数を記入して待つ方式の場合、代表待ちの問題は発生しにくい。
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