他人の家 (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 23:38 UTC 版)
他人の家 | |
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House of Strangers | |
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監督 | ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ |
脚本 | フィリップ・ヨーダン |
原作 | ジェローム・ワイドマン |
製作 | ソル・C・シーゲル |
出演者 |
エドワード・G・ロビンソン リチャード・コンテ スーザン・ヘイワード |
音楽 | ダニエル・アンフィシアトロフ |
撮影 | ミルトン・R・クラスナー |
製作会社 | 20世紀フォックス |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 101分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
『他人の家』(たにんのいえ、原題:House of Strangers)は、1949年制作のアメリカ合衆国の映画。ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督。原作はジェローム・ワイドマンの小説“I'll Never Go Home Any More”(1941年発表)。
1949年の第3回カンヌ国際映画祭でエドワード・G・ロビンソンが男優賞を受賞した[1]。
あらすじ
ニューヨークのイタリア系アメリカ人の家柄であるモネッティ家は、当主ジーノが銀行家として一代で財を成したが、ジーノは家では暴君であった。
そのため、彼には4人の息子がいたが、長男ジョー、三男トニー、四男ピエトロはジーノを恐れ、憎んでいた。しかし、次男のマックスだけは、頭も良く敏腕な弁護士だったので、ジーノに可愛がられており、マックスもまたジーノを尊敬していた。
そんなある日、ジーノが銀行法違反の罪で告発された。ジーノは息子たちに助けを求めたが、ジョー、トニー、ピエトロはそれを拒絶、マックスだけがただ1人父の味方となり、父を救うために陪審員を買収しようとしたが、ジョーの密告で逮捕され、7年の懲役刑に処せられる。彼の服役中、ジーノは息子たちに銀行を奪われ、失意のうちに死んだ。
7年後、出所したマックスは復讐を考えるが、家庭の不和が父の性格に起因した事、これ以上醜い金の争いに汲々とすることは良くないと思い考えを改め、かねてから交際していたアイリーンとの生活が自分の行くべき道だとの思いに至り、彼女と共に旅立っていった。
キャスト
- ジーノ・モネッティ:エドワード・G・ロビンソン
- マックス・モネッティ:リチャード・コンテ
- アイリーン・ベネット:スーザン・ヘイワード
- ジョー・モネッティ:ルーサー・アドラー
- ピエトロ・モネッティ:ポール・ヴァレンタイン
- トニー・モネッティ:エフレム・ジンバリスト・ジュニア
- マリア:デブラ・パジェット
- ヘレナ:ホープ・エマーソン
- テレサ・モネッティ:エスター・ミンチオッティ
- エレイン・モネッティ:ダイアナ・ダグラス
リメイク
本作はその後2回リメイクされた。
- 『折れた槍』 1954年、監督:エドワード・ドミトリク、出演:スペンサー・トレイシー、ロバート・ワグナー、リチャード・ウィドマーク - 西部劇映画。
- 『ビッグ・ショウ』(en:The Big Show (1961 film)) 1961年、監督:ジェームズ・B・クラーク、出演:クリフ・ロバートソン、エスター・ウィリアムズ、ロバート・ヴォーン - 舞台がドイツのサーカス経営者一族になっている。
脚注
- ^ “Festival de Cannes: Awards 1949”. festival-cannes.com. 2009年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月9日閲覧。
外部リンク
「他人の家 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
- 他人の家に無断で侵入するなんて, 立派に犯罪行為だ.
- レストラン、または他人の家で食べる
- 他人の家で手伝いをするために雇われた人(特に寝たきりの人の家事を手伝うために地方自治体から雇われた人)
- 他人の家に身を寄せ養ってもらうこと
- 他人の家に身を寄せ,養ってもらっているひと
- 他人の家に長い間泊まり続ける
- 他人の家を尊敬して言う呼び方
- 他人の家などに強引に押し入ること
- 相手や他人の家
- 一時的に他人の家に住む人
- (他人の家に)寄寓する
- (他人の家に)身を寄せて宿泊する
- (他人の家へ)面倒を見てもらおうと入り込む
- (他人の家を)訪問する
- 他人の家を訪問する
- 人が他人の家にはいりこんで,生活する
- 他人の家族
- 他人の家
- 他人の家を借りて住む
- 他人の家に長くいる
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