他のプログラミング言語との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 09:32 UTC 版)
「P′′」の記事における「他のプログラミング言語との関連」の解説
Brainfuck 言語は、P′′ の非形式的な変種(informal variation)である(Brainfuck はテープの代わりにメモリを使うので、I/Oを扱わないところは異なる)。ベームはあらゆる計算可能関数を計算するのに十分な基本関数の集合のそれぞれに対して明確な P′′ のプログラムを提供している。使用したものは ( {\textstyle (} , ) {\textstyle )} そして4つのワード r ≡ λ R {\textstyle r\equiv \lambda R} 、 r ′ ≡ r n {\textstyle r^{\prime }\equiv r^{n}} (ここで r n {\textstyle r^{n}} は r {\textstyle r} の n {\textstyle n} 回の反復である)、 L ≡ r ′ λ {\textstyle L\equiv r^{\prime }\lambda } 、 R {\textstyle R} だけである。これらは6つの Brainfuck の命令 [, ], +, -, <, > と等価である。注意するべきは、 c n + 1 ≡ c 0 ≡ ◻ {\textstyle c_{n+1}\equiv c_{0}\equiv \Box } なので、現在位置のシンボルをn回インクリメントするとラップアラウンド( c n {\textstyle c_{n}} をインクリメントすると c 0 {\textstyle c_{0}} になること)する。そのため、一つの r ′ {\textstyle r^{\prime }} によって、その結果は現在位置のシンボルをデクリメントすることになる(訳注:テープ・アルファベットは n+1 種類あるので、n回インクリメントするとラップアラウンドして1つ少ない数のテープ・アルファベットになる)。
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