今川 (福岡県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 今川 (福岡県)の意味・解説 

今川 (福岡県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 03:21 UTC 版)

今川

テンプレートを表示

今川(いまがわ)は、福岡県北東部を流れる二級河川。流路延長31.63km。

地理

田川郡添田町南東部の英彦山付近を源流とする。添田町津野には油木ダムがあり、北九州京築地方の水がめの役割を担う。赤村の中心部で流れを北東に変え、京都郡みやこ町に入ると平成筑豊鉄道田川線福岡県道34号行橋添田線の間を流れる。行橋市に入ると川の下流となり行橋市市街地を流れ、河口付近で江尻川と合流して周防灘瀬戸内海)に注ぐ。[1][2]福岡県内で5番目に長い川である。

歴史

元禄9年(1691年)に豊前国豊後国を探訪した貝原益軒は河畔の村名にちなみ天生田川と呼称している[3]

貞享年間に小倉藩の筋奉行・田中條右衛門によって流路が付け替えられ、直線状に築堤された。現在千間土手と呼ばれている。[4]

昭和中期以前は今川は大雨が降ると幾度となく氾濫し、赤村・行橋市などでも水害が発生していた。1972年に油木ダムが完成してからは水害は減ったが、現在でも大雨が降ると水かさが増えて、交通機関に支障をきたすことがある。

流域の自治体

福岡県
田川郡添田町赤村京都郡みやこ町行橋市

利水施設

出典

  1. ^ 今川 [4000410001 今川水系 地図| 国土数値情報河川データセット]”. ROIS-DS Center for Open Data in the Humanities. 2025年1月16日閲覧。
  2. ^ 今川 福岡県 今川水系 - 川の名前を調べる地図”. 川の名前を調べる地図. 2025年1月16日閲覧。
  3. ^ 古賀 武夫 編 (1976年12月1日). 中・近世の豊前紀行記. 美夜古郷土史学校 
  4. ^ 河川の堤防”. 馬場 俊介. 2018年3月20日閲覧。

関連項目



このページでは「ウィキペディア」から今川 (福岡県)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から今川 (福岡県)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から今川 (福岡県) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「今川 (福岡県)」の関連用語

今川 (福岡県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



今川 (福岡県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの今川 (福岡県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS