今宮道義とは? わかりやすく解説

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今宮道義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 05:50 UTC 版)

今宮 道義(いまみや みちよし、生没年不詳)は、常陸国佐竹氏家臣で後に久保田藩士。今宮義透(大学)の曾祖父。常陸国佐竹氏領、久保田藩の修験・社人頭領。通称摂津守、大納言坊、常蓮院。夫人は山方能登守の娘。弟に今宮義僚[1]、子に今宮義賢(摂津守、凉松院)、娘(大山右近室)がいる。石高400石。別名に義通(よしみち)を掲げるものもある[1]

経歴

佐竹家中引渡衆15家の一つで久慈郡今宮白羽社別当である今宮家は、佐竹義治庶長子佐竹義舜の兄にあたる今宮周義(ちかよし)によって創始された家柄である[1]。その跡を継いだ今宮永義(ながよし、大納言、佐竹義舜の庶長子で佐竹義篤の兄)以降は、佐竹氏領内の修験・社人頭領を世襲しており、その孫にあたる道義も先祖同前に佐竹氏領内の修験・社人頭領となる。

陸奥国白川郡寺山城主を務める。

慶長7年(1602年)の佐竹義宣(義篤の曾孫)の久保田藩移封に随行した後も、引き続き修験・社人頭領を勤めて久保田藩内の社人や秋田山伏を統括する。平鹿郡増田に住む。慶長9年(1604年)に仙北郡角館に移住する。

系譜

  • 父:不詳
  • 母:不詳
  • 妻:山方能登守の娘
  • 生母不明の子女

参考文献

  • 三浦賢童編「秋田武鑑 全」(無明堂出版、昭和56年初版、原著者は「久保田家中分限帳」の著者)
  • 家臣人名事典編集会「三百藩家臣人名事典1」(新人物往来社、昭和62年12月20日)
  • 太田亮「姓氏家系大辞典」(角川書店)

脚注

  1. ^ a b c こちらより。



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