仁藤昂軒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:43 UTC 版)
福井藩のお抱え武芸者。常陸国の寺院出身。江戸でスカウトされ、城下の若い侍に武芸を指南している。剣と槍の腕は一流だが、その腕を鼻にかけた尊大な人物であり、その指導ぶりは残忍なほどの厳しさであったため、城内での評判が悪い。加納らを斬った翌朝、黙って藩を去り、上意討ちの討手を待ち受けるために北陸路をゆっくりと旅したすえ、追いついた六兵衛に付きまとわれる。武士として正面からの戦いに応じない六兵衛の態度が理解できず、次第に精神をすり減らしていく。
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