仁義 (映画)とは? わかりやすく解説

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仁義 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 08:21 UTC 版)

仁義
Le Cercle Rouge
監督 ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本 ジャン=ピエール・メルヴィル
製作 ロベール・ドルフマン
出演者 アラン・ドロン
イヴ・モンタン
ジャン・マリア・ヴォロンテ
ブールヴィル
音楽 エリック・ド・マルサン
撮影 アンリ・ドカエ
製作会社 コロナ・フィルム
配給 東和
公開 1970年10月20日
1970年12月12日
上映時間 140分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
興行収入 4,339,821 admissions[1]
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仁義』(じんぎ、原題:Le Cercle Rouge)は、1970年制作のフランスイタリアフィルム・ノワール

ジャン=ピエール・メルヴィル監督、出演はアラン・ドロンイヴ・モンタンジャン・マリア・ヴォロンテフランソワ・ペリエブールヴィル[2]

ブールヴィルの遺作であり、フランスでは433万人以上の大ヒットを記録した[3]。一方、日本では上映時間を20分も削除され、興行もヒットしなかった[4]

あらすじ

マルセイユ近郊の刑務所を出所したコレーは、かつての仲間リコを訪ね、“貸し”を求めるが、断られる。コレーは彼を一喝して大金を手に入れると、パリへ向かう。その途中、パリに列車で護送中に脱走したヴォーゲルがコレーの車のトランクに潜り込んでくる。

コレーはリコの追手に捕えられるが、ヴォーゲルに助けられたことで、2人の間に友情が芽生える。しかし、この時の銃撃戦でコレーがリコからせしめた札束が穴だらけになり、使い物にならなくなってしまう。

コレーは出所直前に看守から持ちかけられていた宝石店を襲う仕事のことを思い出す。一度は断ったコレーであったが、一文なしとなり背に腹は変えられず、その仕事を決行することを決意、新たな仲間としてヴォーゲルの昔の仲間で元警官のジャンセンを加え、計画を進めるのだが、ヴォーゲルを追うマッティ刑事はある策をめぐらし、罠にはめようとしていた。

エピソードや過去にあったリメイク企画など

本作のファンや後に与えた影響など

主なキャスト

※テレビ放映:TBSテレビ月曜ロードショー1973年7月2日

参考文献

脚注

  1. ^ Box office information for film at Box Office Story
  2. ^ 仁義(1970) - Movie Walker
  3. ^ 古山、2009年、P.181
  4. ^ 古山、2009年、P.10
  5. ^ 古山、2009年、P.227p-228p、P.234
  6. ^ 古山、2009年、P.18
  7. ^ 古山、2009年、P.194
  8. ^ 映画秘宝』2013年8月号、洋泉社、同誌104p-105p掲載の町山智浩連載「男の子映画道場」『サムライ』『仁義』『いぬ』『影の軍隊』の評。
  9. ^ 映画秘宝2010年 6月号』のジョニー・トーのインタビュー
  10. ^ ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル www.tbsradio.jp/utamaru/2010/06/post_676.html
  11. ^ 蓮實『映画時評 2009-2011』95p
  12. ^ キネマ旬報オールタイムベスト映画遺産200 外国映画篇(2009)』63p
  13. ^ 映画秘宝exオトナアニメex アニメクリエイターの選んだ至高の映画』62p-71p
  14. ^ 淀川長治『サヨナラ先生の映画歳時記 上』2009年6月10日、近代映画社。87pと89p
  15. ^ 映画芸術460号』121p-131pの同企画での124pと131p
  16. ^ http://eigageijutsu.com/article/452114396.html

外部リンク



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