人狼ジャッジメントとは? わかりやすく解説

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人狼ジャッジメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 13:13 UTC 版)

人狼ジャッジメント
ジャンル 対戦型オンライン人狼ゲーム
対応機種 iOSApp Store
AndroidGoogle Play)
開発元 そらいろ株式会社
運営元 そらいろ株式会社
販売元 そらいろ株式会社
人数 4 - 20人
運営開始日 2018年2月22日(iOS, Android)
最新版 0.9.111/ 2022年4月17日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
ダウンロードコンテンツ アイテム課金
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人狼 ジャッジメント(じんろうジャッジメント)は、そらいろ株式会社より配信されているスマートフォンタブレット向け対戦型オンラインの人狼ゲームである。2018年2月22日にサービス開始[1]基本プレイ無料アイテム課金制)。

大富豪や花札など、古典的なゲームのオンラインアプリをリリースしていたそらいろ株式会社が、トークゲームとして古い歴史を持つ人狼ゲームをオンライン上で遊べるようにしたアプリ。封建時代の西欧をイメージさせる世界観のゲームである。ブラウザで動作するWebアプリケーションでなく、スマートフォン向けインストールアプリとしてリリースされた。

ユーザー側でゲームの設定を大きく変えることが出来るのも特徴的であり、プレイ人数や登場する役職の設定はもちろんのこと、議論時間の長さや参加プレイヤー層の指標、市民の役職CO(いわゆる村騙り)の可否なども設定可能である。

特筆すべき点として、キャラクター群(ゲーム中に自分の分身となる存在)については、二次創作が活発に行われるなど大きな人気を得ており、リリースから一周年記念で行われたイベント[2]で販売されたキャラクターグッズが本来の販売開始時間前に全て売り切れるという出来事もあった。[3]キャラクターデザイナーおよび美術担当については公表されておらず、不明である。

沿革

  • 2018年2月22日 - iOS、Android向けにサービス開始
  • 2018年7月19日 - 新規キャラクターを7人追加
  • 2018年8月15日 - SPキャラクターバージョン1を発売開始
  • 2019年2月24日 - COFFICE門前仲町にて一周年記念イベントを実施
  • 2019年3月29日 - 新役職18種類を追加する大型アップデート
  • 2019年8月23日 - SPキャラクターバージョン2を発売開始
  • 2019年4月27日 - マーダーミステリーJノーマルバージョンを発売開始
  • 2022年2月14日 - 新UI事前ダウンロード開始
  • 2022年2月21日 - 大型バージョンアップ(新役職の開放)、SPキャラクターバージョン3、スペシャルスタンプを発売開始
  • 2023年3月31日 - マーダーミステリーJ SPバージョン1を発売開始
  • 2024年12月23日 - マーダーミステリーJ SPバージョン2を発売開始

ゲーム内容

基本的なルール

「昼間の話し合い」「夕方の投票」「夜の行動」「朝の出来事」の4パートで構成されており、その繰り返しでゲームを進めていく。基本的にゲームは「市民陣営と人狼陣営の戦い」であるが、設定により別陣営が登場することもある。ゲームの基本的な流れは以下の通り。

  • (初日の夜…必ずNPC(ノンプレイヤーキャラクター)である「モブ爺」が襲撃される。)
  • 昼の話し合い…各プレイヤーは自由に話し合い、処刑する人物について議論を行う。
  • 夕方の投票…各プレイヤーは自分が処刑したいプレイヤーに投票する。得票数の最も多かったプレイヤーが処刑される。
  • 夜の行動…人狼陣営のプレイヤーは襲撃するプレイヤーを選ぶ。また、その他の行動が可能なプレイヤーは各々の行動を行う。
  • 朝の出来事…人狼等の襲撃によって無残な姿になったプレイヤーが判明する。

上記をいずれかの陣営が勝利条件を満たすまで繰り返し行う。

ゲームモード

全国対戦
オンラインに接続し、入室する屋敷(ゲーム)を決めて不特定多数のメンバーと対戦するモード。ランキングシステムが存在し、勝敗によってランキングが上下する。
合言葉対戦
あらかじめホストが定めたキーワードを共有しておき、その合言葉を打ち込むとホストの屋敷へ接続出来るモード。
友達(フレンド)対戦
フレンド登録を行っているフレンドだけを招集して遊ぶモード。いわゆるプライベートマッチ。
対面対戦
その場で集まった仲間同士で遊ぶモード。一台のスマホを順番に回す流れで遊ぶ。このモードのみ、ライフを消費しない。

役職

ゲーム中には「対象が人狼かどうか判別出来る」や「人狼の襲撃から対象を守れる」といった能力を持つ「役職」が存在する。元々、リリース初期から約50種類もの役職を実装していたが、2019年3月29日の大型アップデートによって18種類の、更に2022年2月21日のアップデートで26種類の役職が追加で実装された。

多役職をウリにしている類似のWebアプリケーション(『月下人狼』など)は従来も存在していたが、それらの複製ではなく全く新しい能力を持った役職を実装するなど、ユニークな調整が図られている。

陣営と役職

以下に2024年8月時点で存在する、全役職を記載する。[4]

市民陣営
勝利条件…すべての「人狼」が死亡する
市民
なんの能力も持たないただの人。逆に、なんの能力も持っていないからこそ、人狼に噛まれることを恐れず、自分の推論を述べることができる。
呪われし者
人狼の呪いをかけられた人間。最初は「市民」と同じ扱いとなるが、襲撃されても死なずに次の日から人狼となる。襲撃されるまで本人も自分が「呪われし者」であることを知らず、役職カードには「市民」と表示される。占い師や子狐に占われると襲撃されるまでは「人狼でない」と判定され、襲撃された後は「人狼」と判定される。賢者や妖術師に占われた場合は襲撃されるまでは「呪われし者」と判定される。占った日に、同時に襲撃もされていた場合も占い結果は「人狼でない」「呪われし者」と判定される。九尾の狐に襲撃された場合は、人狼に変化せずに死亡する。
狼憑き
人狼の怨念に取り憑かれてしまった人間。何の能力も持たない普通の人間なのだが、占い師や子狐に占われると「人狼である」と判定されてしまう。ただし、賢者や妖術師に占われた場合は、「狼憑き」と判定される。
占い師
かなりの実力者として名高い占い師。毎夜、一人を指定して占い、その人物が「人狼である」か「人狼でない」か知ることができる。さらに、妖狐を占った場合は呪殺する。設定で初日の占い結果を「ランダム白(人狼で無いものからランダムで選出)」か「自分で選択」かを変更可能。
偽占い師
自身を占い師だと思い込んでいる人間。役職欄には「占い師」と表示されるため、自分が偽占い師ということを知らない。毎夜、占うことはできるが、誰を占っても必ず結果が「人狼でない」という判定になる。妖狐の呪殺もできない。占い師と同様、設定で初日の占い結果を「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」か「自分で選択」かを変更可能。
占い師の弟子
将来有望な若者、占い師の弟子。占い師が生存している場合は何の能力も持っていないが、占い師が死んだ場合は占い師と同じ力を手に入れる。占い師が処刑された場合は、その日の夜から能力を使うことができる。また最初に配られる役職カードは「占い師の弟子」のものになり、誰が占い師かを知らない。占い師が複数いた場合、全ての占い師が死亡すると、占い師に変化する。必ず「占い師」とセットで入る。
賢者
知識を極めた見通す力をもつ賢者。毎夜、指定した人物を占って、その人物の役職を知ることができる。人狼か否かだけでなく、相手の役職も知ることができるため、占い師以上に言動には注意が求められる。占い師と同様、設定で初日の占い結果を「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」か「自分で選択」かを変更可能。
狩人
静かに人々を守る、凄腕の狩人。毎夜、一人を人狼の襲撃から守ることができるが、自分を守ることはできない。設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
狼憑きの狩人
人狼の怨念に取り憑かれてしまった狩人。占い師や子狐に占われると「人狼である」と判定されてしまう。賢者や妖術師に占われた場合には「狼憑きの狩人」と判定される。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
饒舌な狩人
喋らずにはいられない困った狩人。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な狩人を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
迷惑な狩人
人狼や九尾の狐に襲撃された場合、自身が守っていた相手を道連れにしてしまうはた迷惑な狩人。設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能である他、人狼や妖狐など人狼の襲撃では通常死亡しない役職を道連れできるか否かも変更可能。
二丁拳銃
両手に銃を携えた凄腕のガンマン。毎夜、指定した人物を人狼や九尾の狐の襲撃から守ることができるのに加え、一度だけ二人の人物を指定して守ることができる。ただし、自分を守ることはできない。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
罠師
罠で獲物を捕らえる罠師。毎夜、指定した相手に罠を設置して守る。人狼や九尾の狐が罠を設置した相手を襲撃した場合、人狼や九尾の狐は死亡する。ただし狩人と守り先が被った場合、狩人が罠にかかって死亡してしまう。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
霊能者
祈りによって特殊なモノが視える霊能者。毎夜、その日に処刑された人と突然死した人が「人狼である」「人狼でない」「大狼である」「子狐である」の判別ができる。
パン屋
毎日まじめに働くパン屋。生存していた場合は、毎朝パンを焼き、通知が全体にされる。基本的な行動は市民とあまり変わらない。パン屋が死亡してしまうと、それ以降の朝にはパンが焼かれなくなる。
新聞配達
重要なニュースをみんなに届ける新聞配達。朝に、無残な姿で発見された人の死因の載った新聞を全体に配達することができる。新聞配達が死亡すると新聞は配達されない。配達は屋敷の設定で一回のみか毎朝かを「新聞配達できる回数」で変更可能。
詩人
英雄の活躍を語らずにはいられない吟遊詩人。毎朝、前夜に能力を使用した役職からランダムで一人について、誰に能力を使用したかを全体に歌で知らせる。ただし、初日の夜の行動は歌われない。占い師と偽占い師の区別はつかない。全ての役職の行動を歌うのか、市民陣営の役職の行動のみ歌うのかは、屋敷の設定「詩人が知らせる範囲」で変更可能。暗殺者、魔女の毒薬、九尾の狐の襲撃は、対象者が死亡しなかった場合は歌われない。サイコに関わって死亡した人がいる場合は、サイコが誰を殺したかが歌われることもある。
猫又
自由気ままで予想がつかない猫又。人狼に襲撃された場合は、人狼の中から一人をランダムに選んで道連れにする。処刑された場合は、生存者の中から一人をランダムに選んで道連れにする。複数の猫又の能力が同時に発動した場合、ランダムで選ばれる道連れ対象が同じ人になることもある。九尾の狐に襲撃された場合は道連れは発動しない。
人狼キラー
人狼と素手で互角に渡り合える人間。人狼から襲撃を受けた場合に、生存している人狼の中から一人を道連れにすることができる。九尾の狐に襲撃された場合は道連れは発動しない。
名探偵
どんな難事件でも解決できる名探偵。毎夜、襲撃されて死亡した人の役職を知ることができる。暗殺や罠死した人狼、サイコを占って死んだ占い師などの役職も知ることができる。普段は知ることのできない情報を得ることにより、偽COなどを見破ることができる。初日の夜に死亡したプレイヤーがいた場合、その役職も知ることができる。
双子
いつも一緒に過ごしている仲良しの双子。必ず二人がペアで存在し、お互いが人間であることを知っている。片方が死んだ時にもう片方も死亡するかは屋敷の設定の「双子の後追い」で変更可能。
ささやく双子
二人だけで通じ合う双子。専用のチャットを通じて、双子同士でやり取りできる。片方が死んだ時にもう片方も死亡するかは屋敷の設定の「双子の後追い」で変更可能。怪盗に盗まれると死亡する。
巫女
自らの身を聖なる力で守る巫女。夜に一度だけ聖なる護りを使って、自分を守ることができる。聖なる護りはその夜から次の日の処刑の後まで一部を除く全ての死亡に有効となる。突然死、後追いの死亡は防げない。
聖職者
死さえも退ける力を持つ、聖職者。自分以外の誰か一人を聖なる護りでガードし、一度だけ死から守る。ただし、一部の死からは守ることはできない。ガード対象の選択は夜に行う。聖なる護りは発動するまで継続されるが、複数の聖職者がいた場合、すでに聖なる護りでガードされている人に、聖なる護りを使っても効果が二回に増えることはない。突然死、後追いの死亡は防げない。
暗殺者
とある屋敷に潜り込んだ暗殺者。二日目以降の夜に一度だけ指定した一人を暗殺することができる。仮に暗殺対象が狩人や罠師に守られていても暗殺することができる。ただし、巫女や聖職者の聖なる護りにはガードされてしまう。暗殺した対象の役職を知ることができるかは、屋敷の設定「暗殺先の役職」で変更可能。
魔女
秘術により生死を操る魔女。秘術によって作り出した蘇生薬と毒薬を持っている。二日目以降の夜の行動で毒薬を使用して、一人を選んで、殺すことができる、あるいは蘇生薬を使用して、その日に処刑された人物を復活させることができる。ただし、後追いなどで死亡した人は蘇生できない。蘇生薬と毒薬は合計で二回まで使うことができるが、蘇生薬は一回しか使えない。蘇生薬と毒薬を使用できる回数は、屋敷の設定「魔女の薬」で変更可能。
医者
医療の力で人々を救う医者。夜の行動で一人を選んで注射することができる。注射された人物は人狼や九尾の狐に襲撃されても死亡しない。ただし、二日連続で同じ人物に注射するとその人物は死亡してしまう。自分に注射することもできる。医者が複数人いた場合は、別々の医者が同じ日(及び次の日)に、同じ人物に注射をした場合も注射された人は死亡するので注意が必要。
番犬
初日の夜に「飼い主」とする人物を選ぶ。自分が生存している間は、人狼の襲撃から「飼い主」を守ることができるが、二日目以降の夜の行動で「飼い主」をかみ殺すこともできるようになる。「飼い主」が市民陣営だと思えば、そのまま護衛することができるし、敵とみなせば即殺すこともできる。また占い師や子狐の占い結果と霊能者の霊能結果では「人狼である」と判定されるが、賢者や妖術師からは「番犬」と判定される。九尾の狐の襲撃からも守ることができる。
赤ずきん
きれいなお花と寄り道が大好きな赤ずきん。人狼に襲撃されると仮死状態になるが、その日以降に人狼が死亡すると、次の日の朝に人狼のお腹の中から蘇生する。仮死状態のときは、死亡しているのと同じ扱いになるが、墓場で会話をすることや、発言を見ることはできない。九尾の狐に襲撃された場合は仮死にならず、そのまま死亡する。
病人
病気を患っている人間。病気によって蝕まれているため、病人を人狼が襲撃してしまうと、次の日の夜の行動全般がおこなえなくなる。
鉄の女
鍛え上げた鋼のような肉体をもつ鉄の女。人狼の襲撃を受けても一旦は生き延び、翌日の深夜に死亡する(判明するのは翌朝)。ただし、一途な人狼の命がけの襲撃や暗殺、道連れ等を防ぐことは出来ず、また、自身が襲撃を受けたかどうかを知る術は持たない。九尾の狐に襲撃された場合も、鉄の女は翌日に死亡する。
ギャンブラー
スリルを求めて賭けに興じるギャンブラー。誰が人狼かを知らない。投票時に投票するか票をためるか選択出来る。票をためた場合はその日の投票はできなくなるが票がストックされる(最大9票)。投票した場合はたまっている票が全てその日の投票に使われる。
貴族
昔からある由緒正しき家系の貴族。必ず「奴隷」と一緒にセットで入る。人狼に襲撃された時、奴隷が生きていれば身代わりとして奴隷が死亡する。貴族は誰が奴隷かを知らない。九尾の狐に襲撃された場合も、奴隷が身代わりとなる。
奴隷
由緒正しき貴族に仕えてきた奴隷。必ず「貴族」と一緒にセットで入る。貴族が人狼に襲撃された場合、身代わりとして奴隷は死亡する。奴隷は誰が貴族かを知っている。市民陣営勝利の時に、貴族が死亡していると勝利になるが、その時の奴隷の生死は問わないので、ときには自らの命を投げ出しつつも、貴族の命を奪う算段が必要。貴族が九尾の狐に襲撃された場合も、奴隷が身代わりとなる。
貴族の息子
わがまま放題の傲慢な貴族の息子。自分が処刑されてしまう時、一度だけ他の人を代わりに処刑する。代わりに処刑された人が黒猫等の処刑時に能力が発動する役職の場合、その能力は発動する。襲撃や道連れ等、処刑以外の死亡を他の人に代わってもらうことはできない。代わりに処刑される人を選択できるか、ランダムに選ばれるかは、屋敷の設定の「処刑代理選別」で変更可能。
独裁者
影で全てを牛耳る独裁者。「独裁者CO(カミングアウト)」することによって一度だけ昼の時間を強制的に終了させ、自分が指定した人物をその日の処刑者にすることができる。ただし、夕方(投票時間)にはCOすることはできない。独裁者の能力を使用するためには、COボタンからCOする必要がある。独裁者の能力を使用した日は突然死が発生しない。
イタコ
死者の想いを繋ぐイタコ。夜に一度だけ、死亡している人を一人選び、その役職を知ることができる。処刑や襲撃だけでなく、道連れや突然死など、死因にかかわらず役職を確認できる。
家政婦
いつも何かを目撃してしまう家政婦。毎夜一人を選んでその人のもとを訪れることができる。訪れた人が人狼に襲撃されて死亡した場合、人狼のうち一人の正体を目撃する。誰かのもとを訪れても、自分が襲撃されると死亡する。訪れた先が人狼の場合も死亡する。大狼や新種の人狼の場合も、「人狼である」と判定する。
逃亡者
恐れ逃げ惑う逃亡者。人一倍臆病な性格のため、一人でいることに耐えられず、初日の夜以外の毎夜一人を選んでその人のもとに逃亡する。逃亡した場合、自身が人狼に襲撃されても死亡しない。逃亡した先が襲撃されると死亡するが、逃亡先が狩人などで守られていた場合は助かる。逃亡した先が人狼だった場合は、たとえ、狩人などで守られていた場合でも死亡する。また、逃亡したとしても暗殺者、魔女、医者、番犬、などの能力からは逃げることはできない。また、死亡してしまった場合、市民陣営が勝利していても負けとなってしまうので注意が必要。逃亡先の呪われし者が襲撃を受けた場合は、逃亡者は死亡しない。逃亡しなかった場合にどうなるかは、屋敷の設定の「逃亡しない」で変更できる。九尾の狐の襲撃からも逃亡でき、逃亡先が九尾の狐に襲撃された場合は死亡する。
わら人形
一人では死ねない呪いのかかった人間。処刑か襲撃で死亡した時に、一人を選択して道連れにする。死亡した時に道連れを選ぶため、いつの間にか死亡していたということが起こらず、騙られにくい。「後追い」「道連れ」「突然死」での死亡時には能力は発動しない。九尾の狐に襲撃された場合も能力が発動する。
神父
不思議な力で人を見通す神父。二日目以降の夜の行動で、自分に関わった人の正体を知ることができる。占われれば占い師を、護衛されれば狩人を知ることになる。ただし、人狼の正体を知ることはできない。「偽占い師」に占われた場合は「占い師」と判別してしまう。
幸福の梟
人々に幸福をもたらすと言われる神聖な梟。夜に一人を選び、祝福を与えることができる。祝福を受けた人は、翌日は二票分投票する。疫病神が祝福を受けた場合は三票分になる。祝福を毎晩与えられるか、一度だけかは、屋敷の設定「幸福の梟の回数」で変更可能。毎晩祝福を与えられる場合、同じ人に二度与えることはできない。
怪盗
とある屋敷にふと舞い降りた華麗なる怪盗。初日の夜に一人を選んで、選んだ人物の役職を盗むことができる。勝利条件や陣営カウントも、盗んだ役職のものに変更される。盗んだ役職固有の夜の行動は、次の日の夜から行うことが可能となる。盗まれた人物は次の日の夜まで盗まれたことには気づかず、その後、市民になる。対象がサイコでも盗むことができる。人狼、妖狐、ゾンビ、サンタ、恋人の正体を知る役職や、秘密のチャットを使用する役職が盗まれた場合は、役職を盗まれた人物は死亡する。
生霊
生きたまま誰かにとり憑く生霊。初日の夜の行動で一人を選ぶ。その後、選んだ人が死亡した場合に、その人の役職をコピーし、勝利条件や陣営カウントも、コピーした役職のものに変更される。選んだ人が処刑された場合は、その夜から、すぐにその役職の行動をすることができる。一度しか使用できない能力の場合、引き継ぐ前に使用されていれば、引き継いだ後にその能力を使用することはできない。サンタが退去で屋敷を去った場合は死亡ではないため役職をコピーできない。
市長
市をささえる偉大な市長。その発言力は大きく、処刑の投票の時には、市長の投票は二票分として数える。また、屋敷の設定で「投票先」を「見せる」にしていた場合は、正体が判明しやすいので注意が必要。
長老
市民陣営の心の支えである人間。人狼や九尾の狐から襲撃を受けても死亡しないが、二度目の襲撃で死亡する。ただし、襲撃以外の場合は一度目で死亡する。襲撃に一度耐えることができる強力な能力だが長老が死亡した場合、心の支えを失った市民陣営の全能力者は能力が使えなくなってしまう(夜の行動は行えなくなり、聖なる護りなども即座に消滅する)。
女王
市民ならば誰でも知っている愛すべき女王。死亡すると人狼と妖狐以外の全員が死亡する。誰が女王か市民陣営の人は全員知っているが、他の陣営の人は知らない。また、女王が死んだ時に生霊の能力が発動した場合、生霊が新しい女王となって市民陣営は後追いをしない。女王が死亡するだけで市民陣営は敗北となるので、正体がばれないように市民全員が一丸となって行動する必要がある。
プリンセス
まだ、自分の正体もわからない女王の跡継ぎ。女王が生存している場合は何の能力も持っていないが、女王が死亡した時は自分が新しい女王として即位する。女王は、誰がプリンセスかを知っているが、プリンセス本人を含めてそれ以外の人物は、誰がプリンセスであるかを知らない。プリンセスには自分の正体が市民であると役職カードに表示される。必ず「女王」とセットで入る。
光の使徒
市民を導く光の使徒。役職確認後、屋敷の設定で選ばれなかった市民陣営の役職に変化する。変化後の役職固有の夜の行動は、初日の夜から使用できる。必ず二人セットで入る役職には変化しない。屋敷の設定で選ばれている役職と一緒に入れらない役職にも変化しない。また、複数の光の使徒が同じ役職に変化することはない。どの役職に変化したかを全体に知らせるかは屋敷の設定「光の使徒の変化表示」で変更可能(オンライン対戦のみ)。「光の使徒の変化表示」が「表示しない」の場合、変化後の役職が「独裁者」の場合を除き、変化後の役職でCOすることはできない。全ての役職を把握していなければならない、上級者向けの役職。
人狼陣営
勝利条件…「市民」の数を「人狼」の数以下にする
人狼
屋敷に集まった人々の中に潜む、恐怖の人狼。毎夜、指定した人物を襲撃することができる。一匹狼を除き、仲間の人狼とは専用の人狼チャットで常時やり取りすることができる。
強欲な人狼
欲深く攻撃的な人狼。一度だけ一晩で二名を襲撃できる。
賢狼
賢い人狼。襲撃に成功した相手の役職を知ることができる。
大狼
占われても人狼と出ない人狼。占い師や子狐に占われた場合には「人狼でない」、賢者や妖術師に占われた場合には「市民」と判定される。初日の占い結果の設定が「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」の場合、賢者は大狼を占うことはないが、賢者以外は占う可能性がある。大狼が処刑された場合あるいは突然死した場合、霊能者の結果は「大狼である」と判定される。
饒舌な人狼
喋らずにはいられない困った人狼。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な人狼を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
呪狼
自分の身体に呪いをかけた人狼。呪狼が処刑されると呪いが発動し、その日の夜に限って市民陣営の役職者は能力が使用できなくなる(聖なる護りはその日だけ効力を失い、翌日に復活する)。呪狼が処刑されたことは、その日の夜のうちに全体に通知される。
能ある人狼
敢えて襲撃しないことができる人狼。能ある人狼が生存している間は、夜の行動で「襲撃しない」を選択できる。ただし、生存している人狼が全員「襲撃しない」を選択した場合のみ、効果が発動されるため、人狼同士の連携が必要。
蘇る人狼
一度死んで蘇る特殊な人狼。夜の行動で一度だけ「仮死」を選べる。「仮死」状態になると翌朝に無残な姿で発見されて、一旦死亡扱いとなる。その次の日の朝に自動的に蘇生する。人狼が蘇る人狼しか生存していない場合に、「仮死」を選んでしまうと、そのまま敗北となってしまう。仮死中は墓場の会話を見ることはできない。
一途な人狼
強い意志を隠し持つ人狼。夜の行動で「命がけの襲撃」を選択することで、通常殺せない相手(妖孤や長老、狩人や罠師に護衛されている相手等)でも殺すことができる。ただし、「命がけの襲撃」に成功した場合、一途な人狼も一緒に死亡してしまう。通常でも殺せる相手の場合、奴隷や赤鼻のトナカイ、純愛者などの身代わりが発生した場合は、一途な人狼は死亡しない。「命懸けの襲撃」でサイコを襲撃しても、サイコは殺すことが出来ず、人狼のうち一人が死亡する。「命がけの襲撃」で呪われし者を襲撃した場合、呪われし者と一途な人狼は死亡せず、呪われし者は人狼に変化する。「命がけの襲撃」の回数は設定で変更可能。
新種の人狼
独特の気配を漂わせる人狼。新種の人狼が生存している場合、毎朝その気配が全体に通知される。大狼と同様、占い師や子狐に占われた場合には「人狼でない」、賢者や妖術師に占われた場合には「市民」と判定される。初日の占い結果の設定が「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」の場合、賢者は新種の人狼を占うことはないが、賢者以外は占う可能性がある。ただし、大狼と異なり、霊能者の結果は「人狼でない」と判定される。
一匹狼
他の仲間と意思疎通が出来ない人狼。他の人狼たちは誰が一匹狼かを知らないが、自身は他の仲間が誰か認識できる。一匹狼が認識できる範囲を人狼チャットに参加できる役職のみか、人狼陣営全員にするかは設定で変更可能。
狂人
人狼に味方する危険な人間。ただし、誰が人狼かを知らない。人狼陣営ではあるが、人間としてカウントされる。
狂信者
人狼を崇拝する危険な人間。誰が人狼かを知っているが、人狼側は誰が狂信者かを知らない。
ささやく狂人
人狼に味方する危険で狡猾な狂人。人狼とは互いに存在を認識しており、人狼チャットに参加してやり取りすることができる。
妖術師
妖術を使って人狼に味方する人間。誰が人狼かを知らず、人狼側も誰が妖術師かを知らない。毎夜、妖術で一人を占い、その人物の役職を知ることができる。妖狐を呪殺することはできない。
爆弾狂
爆弾の魅力に憑りつかれた快楽殺人者。誰が人狼かを知らない。夜に一度だけ、一人を選んで爆弾を仕掛けることができる。その夜、爆弾狂が爆弾を仕掛けた人物に関わった人は死亡する。ただし、誰も関わらなかった場合は爆弾狂が死亡してしまう。自分に爆弾を仕掛けることもできる他、爆弾を仕掛けた人物を人狼が襲撃した場合は、人狼の中からランダムに一人が死亡する。なお、爆弾を仕掛けられた人は死亡しない。
サイコ
人狼に味方する超攻撃的な人間。誰が人狼かを知らない。超攻撃的な性格のため、夜の行動で自分に関わった人物を全員死亡させてしまう。ただし、怪盗に役職を盗まれた場合は、怪盗を殺せずに役職を奪われてしまう。
ギャンブル狂
スリルを求めて人間を裏切ったギャンブラー。誰が人狼かを知らない。投票時に投票するか票をためるか選択出来る。票をためた場合はその日の投票はできなくなるが票がストックされる(最大9票)。投票した場合はたまっている票が全てその日の投票に使われる。
反逆の狂人
独裁者の横暴に断固として抵抗する狂人。独裁者が「独裁者CO」した時に、反逆の狂人が生存していると、独裁者が投票した人ではなく、独裁者本人が処刑される。その時に誰が反逆の狂人かは分からない。必ず「独裁者」とセットで入る。
狼少年
嘘と人狼が大好きな人間の少年。誰が人狼かを知らない。毎夜、生存者から一人を選んで人狼に仕立てあげる。狼少年が選んだ相手を占い師や子狐が占った場合では「人狼である」、賢者や妖術師が占った場合では「人狼」という結果が出る。霊能者の結果は覆せない。設定によって、狼少女とセットで入れることはできない。
狼少女
嘘と人狼が大好きな人間の少女。誰が人狼かを知らない。毎夜、生存者から一人を選んで市民に仕立てあげる。狼少年が選んだ相手を占い師や子狐が占った場合では「人狼でない」、賢者や妖術師が占った場合では「市民」という結果が出る。霊能者の結果は覆せない。設定によって、狼少年とセットで入れることはできない。
黒猫
人狼に味方する不思議な能力を持つ猫。自分が処刑されると人狼以外からランダムで一人を道連れにする。処刑以外での死亡の道連れは発生しない。
闇の化身
闇にうごめく邪悪な化身。役職確認後、屋敷の設定で選ばれなかった人狼陣営の役職に変化する。屋敷に入れられる人狼の数の上限よりも人狼が少ない場合は、必ず人狼に変化するが、上限を超えることはない。屋敷に独裁者がいなければ、反逆の狂人に変化することはない。屋敷の設定で選ばれた役職と、闇の化身が変化した役職で人狼陣営の役職が全て揃った場合、残りの闇の化身は全て狂人に変化する。どの役職に変化したかを全体に知らせるかは屋敷の設定「闇の化身の変化表示」で変更可能(オンライン対戦のみ)。「闇の化身の変化表示」が「表示しない」の場合、変化後の役職をCOすることはできない。全ての役職を把握していなければならない、上級者向けの役職。
妖狐陣営
勝利条件…ゲーム終了時に「妖狐」、または「子狐」が生存している
妖狐
全てのものを煙に巻く、ずる賢い妖狐。特殊な妖術で人狼に襲撃されても死亡しないが、占い師や賢者に占われると呪殺されてしまう。人狼にも人間にもカウントされない。仲間の妖狐とは専用の妖狐チャットで常時やり取りすることができる。
九尾の狐
強力な力を持つ上位の妖狐。一度だけ夜に指定した人物を襲撃することができる。人狼による襲撃同様、狩人や罠師による護衛には防がれてしまうが、猫又の道連れは発動しない。
饒舌な妖狐
喋らずにはいられない困った妖狐。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な妖狐を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
子狐
ちょっとやんちゃな妖狐の子ども。50%の確率で成功する占いができる。失敗した場合は「占い失敗」と表示される。また彼女の占いでは妖狐は呪殺できない。妖狐と違って、人狼に襲撃されると死亡してしまう代わりに、占い師や賢者に占われても呪殺されない。誰が妖狐かを知っているが、妖狐側からは誰が子狐かを知らない。
背徳者
妖狐に心酔した人間。妖狐陣営における「狂人」のような存在。背徳者は誰が妖狐かを知っているが、妖狐側は誰が背徳者かを知らない。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
背信者
妖狐を崇拝する人間。妖狐陣営における「狂信者」のような存在。背徳者は誰が妖狐かを知っていて、妖狐側も誰が背信者かを知っている。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
ささやく背教者
妖狐と契約して共に生きる人間。妖狐陣営における「ささやく狂人」のような存在。妖狐とは互いに存在を認識しており、妖狐チャットに参加してやり取りすることができる。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
ゾンビ陣営
勝利条件…生存者が全員「感染者」になり、「ゾンビ」が生存している
ゾンビ
人知れず感染してしまったゾンビ。毎夜誰か一人を選んで噛みつき、その人を感染者にすることができる。感染者は自分が感染したことには気づかない。ゾンビ以外の生存者が全員感染者になり、ゾンビが生存していれば、ゾンビ陣営の即勝利となる。仲間のゾンビとは専用のチャットでやり取りできる。
ゾンビマニア
ゾンビに憧れる人間。ゾンビマニアはゾンビが誰かを知っているが、ゾンビ側はゾンビマニアが誰かを知らない。ゾンビが死亡すると後追いで死亡してしまう。ゾンビに噛みつかれて感染すると、ゾンビへと変化する。
囁くゾンビ博士
ゾンビの研究を極め、ゾンビウイルスを作り出した仕掛人。ゾンビが誰かを知っていて、ゾンビと専用のチャットでやり取りできる。ゾンビが人狼や九尾の狐に襲撃された場合は身代わりとなる。ゾンビが死亡すると後追いで死亡する。
恋人陣営
勝利条件…ゲーム終了時に恋人が2人とも生存している
恋人
あらゆる障壁を超えて恋に落ちた二人。通常の役職に追加されて、恋人となる。お互いが恋人であることを知っていて、片方が死んだらもう片方も後追いで死亡する。他の陣営が勝利した時、二人とも生存しているとその勝利を乗っ取って勝利陣営となる。恋人が複数ペアいた場合は、最後まで生存していたペアだけが勝利する。
キューピット
愛の求道者。初日の夜の行動で二人を選んで恋人にする。自分を選ぶこともできる。選ばれた恋人は誰がキューピットかを知らない。最後まで恋人の二人が生存していると勝利となる。恋人でなければ、自分の生死は問わないが恋人達が死亡した場合はキューピットも後追いする。
悪女
人々を誘惑する悪女。初日の夜の行動で「本命」と「手玉」を選ぶ。悪女本人と「本命」は恋人状態となるが、「手玉」は悪女の恋人であると思い込む。悪女と本命はそれぞれが死亡すると後追いで死亡するが、悪女と手玉はそれぞれが死亡しても後追いしない。手玉の所属陣営・勝利条件は変更されない。手玉の数は屋敷の設定の「悪女が選べる手玉の数」で変更可能。恋人や手玉による悪女の暴露は原則として禁止されている。
その他の役職
いずれの陣営にも属さない役職。ゲーム終了時に条件を満たしていると他陣営の勝敗とは別に追加で勝利となる。
サンタ
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、プレゼントを配り終え屋敷を去ると追加勝利となる】
よい子の味方、ご存知サンタ。毎夜、一人にプレゼントを贈ることができる。一度プレゼントを贈った相手には贈ることはできない。自分以外の生存者全員にプレゼントを贈ると、翌朝、屋敷を去る。勝利陣営が決定すると、追加で勝利となる。処刑によって、残る生存者全員がプレゼントを受け取った状態になっても、次の朝にならなければ屋敷を去ることはできない。
赤鼻のトナカイ
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、サンタがプレゼントを配り終え屋敷を去ると追加で勝利となる】
サンタに付き従う真っ赤なお鼻のトナカイ。誰がサンタかを知っているが、サンタは誰がトナカイかを知らない。サンタが人狼や九尾の狐に襲撃されると身代わりで死亡し、サンタが死亡すると後追いで死亡する。サンタがプレゼントを全員に渡して去るときに赤鼻のトナカイも生存していると一緒に去る。
殉教者
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、自分が死亡していると追加で勝利となる(突然死を除く)】
自分が信じるもののため命を落としたい人間。どの陣営が勝利したかは関係なく、自分が死亡すると追加で勝利となる。ただし、突然死した場合は勝利にならない。
てるてる坊主
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、ゲーム終了時に自分が処刑されていると追加で勝利となる】
吊られることを願い続けるてるてる坊主。どの陣営が勝利したかは関係なく、自分が処刑されると勝利になる。襲撃や他の理由で死亡した場合は勝利にならない。
ぶた男
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、ゲーム終了時に自分が襲撃されていると追加で勝利となる】
どの陣営が勝利したかは関係なく、自分が襲撃されると勝利になる。処刑や他の理由で死亡した場合は勝利にならない。
復讐者
【勝利条件…「仇敵」が死亡し、ゲーム終了時に自分が生存していると追加で勝利となる】
密かに怒りの炎を燃やす復讐者。一度だけ夜の行動で生存者の中から一人を選んで仇敵にする。ゲーム終了時に仇敵が死亡していて、自分が生存していれば追加勝利となる。最後まで仇敵を選ばないと、敗北する。
ジキルとハイド
【勝利条件…勝利した陣営に所属していて、ゲーム終了時に自分が生存していると追加で勝利となる】
一つの肉体に善と悪の二つの魂を宿した人間。市民陣営の〈ジキル〉と人狼陣営の〈ハイド〉の人格が日ごとに入れ替わる。ゲーム終了まで生存し、勝利した陣営に所属していれば勝利する。所属陣営は毎朝入れ替わるが、初日にどちらの陣営に所属しているかはランダムで決定され、自分のみが知る。どちらの陣営からも味方として計算しにくい厄介な存在。
コウモリ男
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、自分が生存していると追加で勝利となる】
生き残ることに必死な人間。どの陣営が勝利したか関係なく、自分が生存していると追加で勝利になる。あらゆる手を使って自分が生き残るために行動する。
天邪鬼
【勝利条件…市民陣営以外の陣営が勝利すると、勝利陣営と共に勝利】
市民達を惑わす天邪鬼。元々は市民陣営だったが、どうしても素直になれない困った性格のため天邪鬼となった。市民陣営以外の陣営が勝利すると、追加勝利となる。
ねずみ娘
【勝利条件…妖狐陣営、ゾンビ陣営、恋人陣営のどれかが勝利すると追加で勝利となる】
裏の世に精通し、賢く生きるねずみ娘。妖狐陣営・恋人陣営・ゾンビ陣営のどれかが勝利すると、追加で勝利する。また、妖狐陣営・恋人陣営・ゾンビ陣営の全てのプレイヤーの正体を知っている。てるてる坊主やサンタなど、追加勝利の役職の正体は知らず、それらの役職の勝敗は、自分の勝利には関係がない。また、妖狐陣営・恋人陣営・ゾンビ陣営が全て死亡した場合、自分も死亡する。悪女の本命と手玉は、どちらも「恋人」として認識する。
純愛者
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、愛する人が勝利すると追加で勝利となる】
愛する者を命を懸けて守る純愛者。最初の夜の行動で愛する人を選ぶ。愛する人が勝利すると自身も勝利となる。愛する人が処刑以外で死亡する場合、身代わりとなり死亡する。愛する人が死亡した場合は、後追いで死ぬ。もしも、愛する人が狩人で守られていても、先に純愛者が身代わりとなり死亡する。突然死、後追いの死亡は身代わりできない。
テレパシスト
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、テレパシーを送った人が勝利すると追加で勝利となる】
テレパシーの能力者。最初の夜に一人を選び、テレパシーを送る。その人の役職を知り、専用のチャットでやり取りできるようになる。テレパシーを送った相手の陣営が勝利すると自身も勝利する。人狼や妖狐など、専用のチャットを持つ役職にテレパシーを送った場合、そのチャットに直接参加できる。テレパシーを送られた人が死亡した場合、テレパシストも後追いで死亡する。
酔っぱらい
【勝利条件…通常の役職に依存する】
自分の正体すら忘れてしまった酔っぱらい。通常の役職に追加されて、酔っぱらいとなる。酔っぱらいは酔いがさめるまでは、自分を市民だと思っている。しかし、ある程度の日時が経過すると夜に酔いがさめて本当の役職を知ることになる。酔っぱらっている間は、能動的な能力は発動せず(占い師、霊能者の能力など)人狼チャットなども使えない。酔いがさめる日数は屋敷の設定の「酔っ払いが目覚める日」で変更できる。
疫病神
【勝利条件…通常の役職に依存する】
人知れず災難を引き寄せる疫病神。通常の役職に追加されて、疫病神となる。疫病神となったプレイヤーは、自分が疫病神とは気づかず、処刑時に投票しても票が入らなくなる。市長やギャンブラーなどに疫病神がつき、2票以上投票できる場合は1票減ってしまう。
銀色の影
【勝利条件…変化後の役職に依存する】
怪しく揺らめく銀色の影。役職確認後、屋敷の設定で選ばれなかった市民陣営と人狼陣営以外の役職に変化する。「恋人」「酔っぱらい」「疫病神」に変化することはない。屋敷の設定で選ばれている役職と一緒に入れられない役職にも変化しない。また、複数の銀色の影が同じ役職に変化することはない。どの役職に変化したかを全体に知らせるかは屋敷の設定「銀色の影の変化表示」で変更可能(オンライン対戦のみ)。「銀色の影の変化表示」が「表示しない」の場合、変化後の役職をCOすることはできない。全ての役職を把握していなければならない、上級者向けの役職。

ストーリー

吹雪の中で遭難した人々(プレイヤー)が屋敷に避難したところ、その中に恐ろしい人狼が潜んでおり、その脅威を排除するために議論を行い処刑者を決断していく、というあらすじが設定されている[5]。なお、全てのゲームでは必ず初日に「モブ爺」というNPCが人狼に襲撃され、死亡するところから始まる。

課金システム

ライフ
アカウント毎に「ライフ」を5つ持っており、一回のプレイで1つ消費する。これらのライフを回復するためには課金が必要である。しかしライフはタイトルに表示される動画広告を視聴、または時間経過で回復するので事実上は永続的に無料でプレイ可能である。ライフの上限は5個+94個で合計99個となっている。
SPキャラクター
登場キャラクターのアイコンを別のビジュアルに変更出来るようになるアイテム。いずれのバージョンも全キャラ分のセット販売であり、3800円で購入可能である。現時点で、SP1~SP3と、マダミスJノーマル、SP1、SP2バージョンが発売されている。
スタンプ
登場キャラクターのいろいろな表情があるスタンプを会話の中で利用することができる。

脚注

  1. ^ Inc, Aetas. “人狼アプリ「人狼 ジャッジメント」が配信。最大20人でプレイが可能で50以上の役職を用意”. www.4gamer.net. 2019年9月3日閲覧。
  2. ^ 人狼ジャッジメント 一周年記念祭”. jinro-j.sorairo.jp. 2019年9月3日閲覧。
  3. ^ tadanomyomyo1 (2019年2月24日). “人狼ジャッジメント一周年記念祭 公式イベントの様子などまとめ”. ただのみょみょぶろぐ. 2023年7月2日閲覧。
  4. ^ ヘルプ01”. help.sorairo.jp. 2020年2月29日閲覧。
  5. ^ 人狼 ジャッジメント|そらいろ株式会社”. www.sorairo.jp. 2019年9月3日閲覧。

関連項目


人狼ジャッジメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 00:09 UTC 版)

汝は人狼なりや?」の記事における「人狼ジャッジメント」の解説

2018年2月22日配信開始となった初の人狼アプリゲーム。対立陣営自分能力によって潰したら勝つという人狼ジャッジメントルールを採用されているが、役職がかなり多いので基本役職での初心者向けから複雑な能力持ち役職の上級者向けまで様々な能力持ち楽しめる

※この「人狼ジャッジメント」の解説は、「汝は人狼なりや?」の解説の一部です。
「人狼ジャッジメント」を含む「汝は人狼なりや?」の記事については、「汝は人狼なりや?」の概要を参照ください。

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