人月法
人月法とは、プロジェクトを達成するための必要な人数と月数、人件費をもとに費用を算出する方法である。
人月法は、人数と月数を掛けて人月を求め、さらに、1人当たりの人件費を掛けあわせて算出する。例えば、2人で3か月かかるプロジェクトで1人当たりの人件費が50万円であれば費用は300万円になる。見積りには「人員2名、期間3か月、50万円/人月」のように記載される。費用を変更せずにプロジェクトを短期で終わらせる場合には、「人員6名、期間1か月、50万円/人月」のようにすることも可能である。
人月法では、1人当たりの人件費は作業者の能力の差に関係なく一律に設定することが多い。そのため、作業者の能力に大きな差があると、当初の計画通りにプロジェクトが進まないことがある。
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