亢進を来たす疾患
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:46 UTC 版)
臨床的意義としてはこちらの方が重要である。頭蓋内圧の上昇は、各種脳出血、頭部外傷、脳腫瘍、髄膜炎、神経毒の中毒症など、いずれも放置すれば致死的な疾患を意味する。そしてそれらの疾患がもたらす脳圧の亢進自体が、ある一点を超えれば致死的となる(後述#脳灌流圧を参照)。 頭蓋内圧の亢進による死は、 脳ヘルニアによる呼吸麻痺 同じく脳ヘルニアから来る、尿崩症による極度の脱水及び電解質代謝異常⇒心停止 脳虚血による脳死 によってもたらされる。特に尿崩症は対処に限界があり、病院内での死因はこれが多い。
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