フッ化チオニル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 15:04 UTC 版)
フッ化チオニル Thionyl fluoride |
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Thionyl fluoride |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7783-42-8 |
特性 | |
化学式 | SOF2 |
外観 | 無色の気体 |
融点 | -110.5℃ |
沸点 | -43.8℃ |
水への溶解度 | 加水分解 |
危険性 | |
Rフレーズ | R36/37/38[1] |
関連する物質 | |
関連するoxohalides | 塩化チオニル 臭化チオニル |
関連物質 | フッ化ニトロシル フッ化カルボニル |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フッ化チオニル(フッかチオニル、英: thionyl fluoride)は、化学式SOF2で表される無機化合物。電子基板の絶縁体である六フッ化硫黄の分解生成物である。分子構造は左右対称のピラミッド型で、分子間の距離は硫黄-酸素間が1.42Å、硫黄-フッ素間は1.58Å。結合角度は酸素-硫黄-フッ素が106.2°、フッ素-硫黄-フッ素が92.2°。塩化チオニルや臭化チオニルに似た構造を持つが、これらが常温で液体であるのに対し、フッ化チオニルは常温では気体である。SOCIFなど混合ハロゲン物も知られている[2]。
合成と反応
塩化チオニルと、三フッ化アンチモンなどのフッ素供給源との反応[3][2]、
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