主・師・親の三徳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 00:18 UTC 版)
日蓮が、儒教やインドの哲学(外道)、そして仏教を比較して、最終的に仏教のみにすべて具わると判じた3つの特性。開目抄には「それ一切衆生の尊敬すべき者、三つあり。所謂、主・師・親これなり」と述べている。仏教以外ではこの三徳は部分的にあるが、仏教、とりわけ法華経にこの三徳すべてが具わっているとした。 主 仏如来は三界はみなこれ我が有として、この世を治めるから「主」である 師 仏如来は一切衆生を教え導くから「師」である 親 仏如来は一切衆生はみな我が子なりと憐れむから「親」である
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