中立国スウェーデンの通過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/10 04:34 UTC 版)
「第163歩兵師団 (ドイツ国防軍)」の記事における「中立国スウェーデンの通過」の解説
バルバロッサ作戦の発動や継続戦争の勃発に伴い、第163歩兵師団はノルウェーからフィンランドへ即座に移動しなければならなかった。その際、中立国であるスウェーデン政府が自国内を鉄道で安全に通行する保障と許可を師団に与えていた。中立の立場をとっていたスウェーデンが枢軸国に肩入れしたともとれるこの行動は、当時多くの議論を生むこととなった。師団自体は6月25日から7月12日にかけて、無事スウェーデンを通過している。 スウェーデン国内では、第163歩兵師団を当時の師団長エルヴィン・エンゲルブレヒト(英語版)の名を取り「エンゲルブレヒト師団」と呼んでいる。
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