中枢神経系における機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 00:05 UTC 版)
「カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ」の記事における「中枢神経系における機能」の解説
中枢神経系では、細胞内で作用する酵素の1つであり、シナプス後ニューロンで発現しており、カテコールアミン類の神経伝達物質(ドパミン、アドレナリンおよびノルアドレナリン)の不活化に関与している。 例えば、COMTによるドパミンの分解は、シナプス前ドパミン輸送体(DAT)と共に、前頭前皮質部位などにおいて極めて重要である。COMTは細胞内に発現しており、この過程はシナプス後ニューロンで行われていると考えられている。 なお、血液脳関門を突破してきた医薬として利用される化合物の中にもCOMTの基質が存在し、代謝に関与する。
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