中村滋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2010/08/19 09:10 UTC 版)
中村 滋（なかむら しげる、1948年 - ）は、日本の外交官。外務省国際情報統括官を経て、在サウジアラビア特命全権大使、日本政府代表等を務めた。
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人物
1993年外務省北東アジア課長に就任。1994年朝鮮民主主義人民共和国に対する戦域ミサイル防衛（TMD）の配備につき、連立与党内から反発が出ていたのに対し、憲法の範囲内での、適切な対応策の再検討を求めて説明を行った[1]。
2004年に局長級の外務省国際情報統括官に就任、皇太子徳仁親王及び徳仁親王妃雅子に、国際情勢についての進講を行った[2]。
2006年在サウジアラビア特命全権大使就任。サウジアラビアは日本にとっての最大の原油輸出国であり、日本とサウジアラビアとの関係強化は、日本の外交政策における最重要課題の一つであるとの認識を示した[3]。
略歴
- 1948年 東京都出身
- 1973年 一橋大学法学部卒業、外務省入省。その後1991年まで在アメリカ合衆国日本国大使館参事官等を務めた。
- 1991年 外務省経済協力局無償資金協力課長
- 1993年 外務省アジア局北東アジア課長
- 1995年 外務省経済協力局政策課長
- 1996年 外務大臣官房会計課長
- 1998年 在連合王国日本国大使館公使 兼 ロンドン総領事
- 2002年 サンフランシスコ総領事
- 2004年3月 特命全権大使（イラク復興支援調整担当）
- 2004年8月 外務省国際情報統括官
- 2006年 在サウジアラビア特命全権大使
- 2009年 特命全権大使（国際貿易・経済担当） 兼 日本政府代表（湾岸協力理事会との自由貿易協定交渉に参加するため）
論文等
- 「2005年の世界情勢と日本」（世界経済評論49（4）（通号596）、2005年4月）
- 「総領事館ほっとライン（7）（サンフランシスコ）日系人社会にエールを送る」（世界週報84（48）（通号4127）、2003年12月23日 ）
脚注
- ^ 日本経済新聞1994年5月3日
- ^ 週刊 週刊朝日2005年2月25日号
- ^ 大使からのメッセージ在サウジアラビア日本国大使館
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中村 滋
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）は日本の数学者。専門は数論。東京海洋大学名誉教授。日本フィボナッチ協会前代表。数学教育の会会員。
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