中村 友哉とは? わかりやすく解説

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中村友哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 10:37 UTC 版)

中村 友哉
選手情報
フルネーム ナカムラ トモヤ
国籍 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 大阪ガス
大学 青山学院大学国際政治経済学部
生年月日 (1997-12-27) 1997年12月27日(27歳)
生誕地 大阪府東大阪市
身長 171cm
体重 54kg
自己ベスト
1500m 3分49秒01(2015年)
5000m 13分35秒52(2022年)
10000m 28分31秒68(2019年)
ハーフマラソン 1時間02分42秒(2022年)
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中村 友哉(なかむら ともや、1997年12月27日 - )は、日本陸上競技選手。専門は中距離走長距離走大阪府東大阪市出身。東大阪市立石切中学校大阪桐蔭高等学校青山学院大学国際政治経済学部・国際経済学科各卒業大阪ガス陸上部に所属。

身長171cm、体重54kg。実兄は同じく大阪桐蔭高校・青山学院大学陸上部各出身で、社会人時代は住友電工陸上競技部に所属していた中村祐紀

経歴

高校時代

  • 東大阪市立石切中学校では陸上部に所属。同中学校卒業後は、実兄・祐紀と同じく大阪桐蔭高校へ入学した。
  • 高校1年時の全国高校駅伝・大阪府予選では2区で区間賞を獲得し、大阪桐蔭高校を初優勝に導く[1]。この大会では3区を務めた祐紀との兄弟リレーも果たしている。第64回全国高校駅伝では7区区間5位(チーム22位)の成績を残した(祐紀も出場し1区区間6位)[2]
  • 2年時の第20回全国都道府県対抗男子駅伝に出場。4区区間3位と好走する(大阪府チーム総合17位)[3]
  • 3年時の2015年6月、第68回近畿高校総体陸上1500mで自己ベストで優勝。同年7月の全国高校総体2015・1500mでは決勝に進出するも6位に終わった。
  • 第21回全国都道府県対抗男子駅伝に2年連続の出場。4区区間29位(大阪府チーム総合21位)[4]

大学時代

  • 高校卒業後は兄と同じ青山学院大学に進学。1年時の関東インカレ男子2部・1500mでは5位入賞を果たす。
  • しかし2年から3年時まではケガスランプが続き、特に目立った好成績を残せなかった。またその頃には選手引退・マネージャーへの転向を原晋監督から勧告されており、中村は後年「(大学の)寮では監督に会うのも嫌だったし、顔さえも見たくなかった」と打ち明けている[5]
  • 4年生になってからようやく結果を残し始め、大学駅伝デビューとなった第31回出雲駅伝ではアンカー6区に抜擢。3位でタスキを受けるも國學院大學・東海大学に逆転され5位でフィニッシュ。区間5位と不本意な成績に終わった[6]
  • 第51回全日本大学駅伝では6区を務め、区間2位の快走で4人を抜いて3位に浮上。チームは7区で首位に浮上するも、8区で逆転を許し2位[7]
  • 2019年11月の関東学連10000m記録挑戦競技会では、従来の記録(29分51秒51)を1分20秒も上回る、28分31秒68の自己ベストを記録。レース後「これからが大事。(箱根駅伝は)どの区間も対応できるよう準備していきたい」と気を引き締めた[8][9]
  • 第96回箱根駅伝では7区を務め区間4位[10][11]。首位を危なげなく守り、青学大の総合優勝に貢献した[12]

実業団時代

戦績

主な戦績

大会 種目(区間) 順位 記録 備考
2013年11月 第64回大阪府高等学校駅伝兼全国高校駅伝競走大会予選会 2区(3.0km) 1位 8分41秒 チーム総合初優勝
2013年12月 第248回日本体育大学長距離競技会 5000m 44組・8位 13分56秒81[13] 自己ベスト
2013年12月 第64回全国高等学校駅伝競走大会 7区(5.0km) 5位 14分41秒 チーム総合22位
2015年1月 第20回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 4区(5.0Km) 3位 14分25秒 大阪府チーム総合17位
2015年6月 第68回近畿高校総体陸上 1500m・決勝 優勝 3分49秒01[14] 自己ベスト
2015年7月 全国高校総体2015 1500m・決勝 6位 3分49秒72[15]
2016年1月 第21回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 4区(5.0Km) 22位 14分48秒 大阪府チーム総合21位
2016年5月 第95回関東学生陸上競技対校選手権大会 1500m 1部・5位 3分50秒94
2016年11月 2016年関東学生記録挑戦競技会 10000m 11組・20位 29分51秒51[16] 当時・自己ベスト
2017年2月 第37回神奈川マラソン ハーフマラソン 92位 1時間7分45秒 初レース
2019年11月 関東学連10000m記録挑戦競技会 10000m 9組・1位 28分31秒68[17] 自己ベスト
2020年1月 第8回公認奥球磨ロードレース ハーフマラソン 7位 1時間03分08秒[18] 自己ベスト

大学駅伝戦績

学年(年度) 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2016年度)
第28回
ー - ー
出走なし
第48回
ー - ー
出走なし
第93回
ー - ー
出走なし
2年生
(2017年度)
第29回
ー - ー
出走なし
第49回
ー - ー
出走なし
第94回
ー - ー
出走なし
3年生
(2018年度)
第30回
ー - ー
出走なし
第50回
ー - ー
出走なし
第95回
ー - ー
出走なし
4年生
(2019年度)
第31回
6区-区間5位
30分02秒
第51回
6区-区間2位
37分29秒
第96回
7区-区間4位
1時間03分23秒

自己記録

脚注

  1. ^ 第64回大阪高校駅伝兼全国高等駅伝大阪予選会
  2. ^ 2013(平成25)年・第64回男子大会記録
  3. ^ 第20回天皇敗全国都道府県対抗男子駅伝・大会結果
  4. ^ 第21回天皇敗全国都道府県対抗男子駅伝・大会結果
  5. ^ 箱根Vの青学大メンバー 原監督の「顔も見たくなかった」「みんなで辞めるかと…」(デイリースポーツ・2020年1月5日)
  6. ^ 第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走・総合成績
  7. ^ 第51回全日本大学駅伝 総合成績表(8区 106.8km)
  8. ^ 青学大・原監督「箱根駅伝必勝パターンになってきた」1万メートル28分8人(スポーツ報知・2019年11月23日)
  9. ^ 青学・中村友哉の4年生としての覚悟 最初で最後の箱根駅伝でやりきる(4years #大学スポーツ・2019年12月3日)
  10. ^ 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路走者一覧(東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト)
  11. ^ 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路7区速報記録(東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト)
  12. ^ やっぱり箱根は青学大 2年ぶり5度目の総合優勝(日刊スポーツ・2020年1月3日)
  13. ^ 第248回日本体育大学長距離競技会・結果
  14. ^ 秩父宮賜杯第68回全国高等学校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選会・男子1500m
  15. ^ 平成27年度全国高等学校総合体育大会・男子決勝記録一覧表
  16. ^ 10000m記録挑戦競技会
  17. ^ 10000m記録挑戦競技会
  18. ^ 第8回公認奥球磨ロードレース 一般男子【公式記録】リザルト

外部リンク




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