中川原貞機とは? わかりやすく解説

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中川原貞機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/15 01:09 UTC 版)

中川原貞機

中川原 貞機(なかがわら ていき、1876年明治9年)7月2日[1] - 1948年昭和23年)6月9日[2])は、大正から昭和時代前期の政治家実業家衆議院議員

経歴

青森県三戸郡扇田村(浅田村を経て現在の五戸町)に生まれる[3]東京法学院を卒業後、家業を継ぎ、五戸産馬組合員、青森県産馬連合会役員を歴任し、多くの優良馬を育成する[3]1924年(大正13年)五戸産馬組合長の時、皇太子の乗用馬「ミヨシ」号を納める[3]。その後、馬政局から産馬功労者として表彰を受けた[3]1925年(大正14年)浅田信用組合を創立し、組合長として経営に当たった[3]。ほか、五戸銀行監査役、泉山銀行、五戸電気各取締役などを歴任した[2]

1928年昭和3年)2月の第16回衆議院議員総選挙では青森県第1区から立憲政友会所属で出馬し、当選[2]台湾樺太の森林事業を視察し、青森県の林業育成に役立てた[3]。ほか、国立結核療養所を浅田村扇田に誘致した[3]。その後、1935年(昭和10年)浅田村の第10代村長に就任した[3]

脚注

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  1. ^ 衆議院『第五十五回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1928年、22頁。
  2. ^ a b c 衆議院、参議院 編 1962, 341頁.
  3. ^ a b c d e f g h 東奥日報社 2002, 474頁.

参考文献




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