中山川ダムとは? わかりやすく解説

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中山川ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 17:03 UTC 版)

中山川ダム
左岸所在地 山口県岩国市周東町用田
位置
河川 島田川水系中山川
ダム湖 中山湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 37.0 m
堤頂長 143 m
堤体積 44,000
流域面積 15 km²
湛水面積 57 ha
総貯水容量 7,550,000 m³
有効貯水容量 7,110,000 m³
利用目的 洪水調節上水道
事業主体 山口県
施工業者 鴻池組・時盛建設
着手年/竣工年 1974年/1995年
出典 [1]
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中山川ダム(なかやまがわダム)は、山口県山口県岩国市を流れる二級水系島田川水系中山川に建設されたダムである。

概要

岩国市周東町に端を発し、瀬戸内海に注ぐ島田川は豪雨の度に流域に洪水被害が発生しており、抜本的な洪水対策が求められていた。 また、山口県東部地域においては工場や新たな施設の建設が相次ぎ、都市用水の需要増加が見込まれ新たな水源確保が課題となっていた。 そのため、山口県は治水利水双方の目的から島田川左支流の中山川に多目的ダムである中山川ダムの建設を計画し、1995年平成23年)に完成した[2]

具体的な中山川ダムの役割は島田川および中山川の安定した河川流量の保持、洪水調節、岩国市、光市周南市への上水道用水の供給である。ダム建設により57haの土地が水没、うち農地が24haを占め、34戸が水没した。

ダム湖は細長い湖で、水辺のスポーツや釣り等に利用され、ダム湖周辺の公園は、展望や親水、多目的ゾーンとして階段護岸や多目的広場が整備されている[2]

中山湖

脚注

注釈

出典

  1. ^ 中山川ダム - ダム便覧
  2. ^ a b 中山川ダム - 山口県.2024年5月4日閲覧

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