三重・畿央地域とは? わかりやすく解説

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畿央

(三重・畿央地域 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 22:07 UTC 版)

畿央(きおう)は日本地名。概ね三重県伊賀滋賀県甲賀京都府相楽東部、奈良県東和の範囲を指す地域名として用いられるが[1]近畿地方内の他地域での使用例も一部見られる[2]首都機能移転の候補地の一つとして知られていた[1]

畿央地域

地域としての畿央は、主に伊賀市を中心とした繋がりを持つ、三重県伊賀、滋賀県甲賀、京都府相楽東部、奈良県東和の範囲を指す[1]。概ね相当する自治体・地区は以下の通り。

三重県 伊賀
滋賀県 甲賀
京都府 相楽東部
奈良県 東和

現在、この地域全体を包括する行政組織は存在しないが、人流や文化面での結び付きが強く、伊賀市・甲賀市と隣接する亀山市による「いこか連携」[3]、伊賀市・笠置町・南山城村・山添村による「伊賀城和定住自立圏[4]、伊賀市・名張市・宇陀市・曽爾村・御杖村と隣接する津市による「東大和・西三重観光連盟」[5]など、府県域を跨ぐ行政等の連携が盛んに行われている。

三重県鈴鹿と合わせて首都機能移転の候補地となっており、「三重・畿央地域」の名称が用いられていた[1]

他地域での用例

奈良県広陵町の「畿央大学[2]など、上述した畿央地域以外の近畿地方内での使用例も見られる。

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d 移転先候補地の選定”. 国土交通省. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ a b 学生ハンドブック2024” (pdf). 畿央大学. 2024年8月4日閲覧。
  3. ^ いこか連携プロジェクトの取り組みについて”. 伊賀市. 2024年6月5日閲覧。
  4. ^ 第2期伊賀・山城南・東大和定住自立圏共生ビジョン” (pdf). 山添村. 2024年6月5日閲覧。
  5. ^ 東大和西三重観光連盟 デジタルスタンプラリー”. 名張市観光協会. 2024年6月5日閲覧。



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