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三輪寿美雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 00:34 UTC 版)

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三輪 寿美雄
選手情報
国籍 日本
種目 競歩
所属 旭化成
生年月日 (1932-07-25) 1932年7月25日(89歳)
出身地 宮崎県
オリンピック 1964年東京オリンピック出場
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三輪 寿美雄(みわ すみお、1932年7月25日 - )は、日本の競歩選手である。

1964年東京オリンピックで男子50キロ競歩に出場した[1]

経歴

西郷村立田代高等小学校卒業[2]。(陸上選手としてではなく)一般採用枠で旭化成に入社[3]。旭化成陸上部に所属し、マラソンを志望して陸上競技に挑んでいたが、成績は伸び悩んだ[3]。マラソン引退を決意していたところ、陸上部長からの勧めを受けて競歩に転向した[3]。当時、競歩で旭化成はリコーに後れを取っていた[3]。1961年10月、国民体育大会(秋田市)で20キロ競歩に出場、3位入賞[3]。2位の石黒昇とは同い年であったこともあって意気投合し、以後親交を結ぶ[3]

1964年東京オリンピックで男子50キロ競歩に出場、27位[3][注釈 1]

1966年、日本陸上競技選手権大会50キロ競歩で優勝。

退職後に整体師となり[3]、2021年現在は延岡市内で整体治療院の院長を務める[3]

2020年東京オリンピックの聖火ランナーの公募に応じ、宮崎県内最高齢の聖火ランナーとして選ばれる[4]。三輪の聖火リレーは延期を経て2021年4月25日に延岡市内の繁華街で行われ、胸ポケットに2021年2月に逝去した石黒と、早世した孫の写真をおさめて完歩した[3][5][6]

主な記録

脚注

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注釈

  1. ^ 出典[3]では、三輪と石黒がともに50km競歩に出場したように記されているが、三輪は50km競歩、石黒は20km競歩に出場した。50km競歩には、三輪と江尻忠正斎藤和夫が出場している。

出典

  1. ^ Sumio Miwa Olympic Results”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年12月9日閲覧。
  2. ^ 束原文郎 2013, p. 269.
  3. ^ a b c d e f g h i j k 64年東京五輪・競歩代表の三輪寿美雄さんが”完歩” 宮崎・聖火リレー」『日刊スポーツ』、2021年4月25日。2021年7月29日閲覧。
  4. ^ 聖火リレーコース発表 柔道・井上康生さん疾走 マラソン宗兄弟も /宮崎」『毎日新聞』、2019年12月18日。2021年7月29日閲覧。
  5. ^ 亡き友と孫、3人で聖火を運ぶ…64年大会の競歩代表」『読売新聞』、2021年4月26日。2021年7月29日閲覧。
  6. ^ 聖火リレーに忍ばせた写真 東京五輪を戦った友はいない」『朝日新聞』、2021年5月2日。2021年7月29日閲覧。
  7. ^ 第13回”. 毎日マラソン大会の歴史. 毎日新聞社. 2021年7月29日閲覧。
  8. ^ a b c d e 国民体育大会記録集 (pdf)”. 国民体育大会. 日本スポーツ協会. 2021年7月29日閲覧。

参考文献

関連項目




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